○どんどんを 上り下りつ 夏つばめ 秀

故黛執(まゆずみしゅう)先生だったら
「相原さん それ俳句じゃないな それは散文だよ」と また言われそうです

「どんどん」という言葉は地元の大山では地方の表現だと思って使わないようにしていましたら
テレビの短歌教室で出てました
私は子供の頃から慣れ親しんだ言葉です
水がぶつかり落ちる様なのです
しかしこの言葉には関東大震災の教訓が含まれます
震災前は滝のような流れではなく小さな小川だったのです 大雨が降り増水した川は大きな土砂崩れを起こして町は全滅しました
大きな土砂崩れを防ぐ方法なんですね
石を組んで流れがいっぺんに流れないように「どんどん」を作ったのです
「どんどん」は地元大山では大事な言葉だったのです

※黛執先生
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%9B%E5%9F%B7