○あとさきにちりぬる花となりにけり 秀

○花のもと鴫立沢に立ちいでて 今日如月(きさらぎ)の松はみどりに 秀

※鴫立庵→しぎたつあん

西行法師は平安時代末期から鎌倉時代にかけて武士 僧侶 歌人でした

西行がここ相模国大磯の鴫立庵で秋に歌った歌

○心なき身にもあはれは知られけり鴫立つ沢の秋の夕暮れ 西行法師

また 如月の望月の頃の歌

○願わくは花の下にて春死なん その如月の望月の頃 西行法師

今日は旧暦三月(如月の末)
と解釈しました
桜はほとんど散ってしまいました

最近は樹木葬が人気であるようです
最後に死ぬ間際まで桜の花に包まれていたい
西行でなくても 最後の一瞬も桜の下で

※西行法師
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E8%A1%8C
※大磯鴫立庵
https://www.nem-shiteikanri.jp/shisetsu/shigitatsuan/