今日は上行寺俳句会です
主宰の二上貴夫先生の開かれる句会は各所に有るのですが
ここ上行寺句会は松尾芭蕉の高弟宝井其角の墓のあるところです

私は故黛執先生に師事していましたが先生がお亡くなりその後二上貴夫先生の門下に入りました
平塚に松の花を披かれた松尾隆信先生と個人的に近い者です

ある時二上先生とお話の中で大山に俳句の道を開きたいとの事から「相頓寺連句会」をおつくり頂きました
相頓寺とは大山の夢心亭裏の山中に有った「相頓寺」からとったものです そこから大山一の名水が流れています

今日は上行寺定例句会です
私は以下の5句を提出します

○七里ヶ浜水屋影するモンステラ 秀(無季)

○李の国や春とうからじ慶州の塚 秀

○割烹着二つ三粒とふきのとう 秀

○閂の音長々と冬の月 秀

○湘南の海をかよいて椿餅 秀 (この句は兼題の椿餅から)

無季俳句については以前五句の中の一句は無季俳句にしましょうと言われましたので
無季を勉強する事によって季語のありがたさが分かるからと云われました
また「最近あなたもこの会で票を取れるようになりましたね」と云われました
集まった人たちはどんな句が好きかを考えるのは重要ですね

次の上行寺句会は私が兼題を提案する番です
1 虎杖(虎杖いたどり) 2 お水取り 3 寝釈迦
いずれか投票になります