料理人の消息
もう亡くなりましたが 辻嘉一さんが好きで著作「茶懐石」など読みました
優しい語り口が大好きでした
その息子さんが辻義一さんです
ある時
私の都内に住んでいる友達とFBのやり取りをしていて
「今日は辻留さんからのお弁当を取りました」と言う
やり取りしていたらある女性が
「私の父です」とやり取りに参加され楽しい思いででした
辻義一さんは鎌倉にいて魯山人の料理番をされていました
魯山人は偏屈な人でしたから中々つとまらない中で人間が出来ていたのでしょう
残念ながら辻義一さんも昨年亡くなったようです

辻留さんは裏千家の料理の担当されていましたが

都内で表千家と言えば柿傳さんです
安田さんとは横浜の牛鍋「太田なわのれん」で東京 神奈川交流会が有り お話した事が有ります
新宿駅前に大きのビルを二つ持っていられます
固定資産税が大変なでしょうね

東京の「つきぢ田村」の田村弘さんはお醤油のテレビコマーシャルでご存じの方が多いでしょう
「僕はね テレビ収録の時は NHkのアシスタンをいかに笑わせようか苦労していますよ」と言っていました
テレビを見ていると彼の表情でその苦労が分かってしまします(笑)
彼のお店で食事中に突然真っ暗になって待っていると料理上に花火がパチパチはねています
まったくいたずらが好きでした
で一昨年心筋梗塞で急逝してしまいました
残念です
柿傳も辻留もつきぢ田村も明治以降に京都から拠点を東京に移しています
いや 京都が依然と本拠かもしれません
柿傳の安田さんはネットでも時々お見かけします。
いつも風流人のお姿です。