今日から個別のアーティストの曲・アルバムについて解説と和訳をしていきたいと思います!!一人のアーテイストについて数年かけて語り尽くしたあと、また別のアーテイストに移る、、、を繰り返すという方針でやっていこうと思います。(三年坊主にならないよう頑張ります、、、)

 

さて、誰から始めるかでめちゃくちゃ迷ったのですが、諸事情あってこの方にすることにしました。


 

二番目に好きなアーティストのテイラー・スウィフトです。(詳しくは以下参照)

 

 

今日は彼女のデビューアルバム「Taylor Swift」について話したいと思います。

 

 

ちなみにテイラーのアルバムは毎回イメージカラーみたいなのがあって、このアルバムは緑らしいです。(参考までに「Bejeweled」のMV中に登場する、テイラーのアルバムカラーを表していると言われるエレベーターのボタン↓)

 

 

リンクした記事のランキング内では8位となっています。

このアルバムは2006年、テイラーが16歳の時にリリースされたものとなります。歌い方はまだ幼さが残るような初々しい感じですが、歌詞はこのころからもうすでにテイラー節の片鱗が感じられる内容となっており、16歳(か、それ以前)で書いたとは思えないくらい巧みな、独自の言い回しなどが使われています。テイラーの曲って個人的な体験(主に恋愛関係)に基づいているものが多くて、経験自体はあるあるな感じでも、それを言語化できる文章力や何気ないことまで歌詞にしてしまう観察力が凄いと思います。たとえば、このアルバムにも収録されているデビュー曲「Tim McGraw」は高校卒業によりボーイフレンドと離れ離れになったテイラーが彼に「(二人の共通の好きな歌手だった)ティム・マグロウのことを考えているときは私のことも思い出してね」と歌っている曲ですが、こういうシチュエーションはあるあるでもなかなか歌にする人(というか歌手)はいないんじゃないでしょうか。でも経験自体は本当によくある感じのことなので、これがデビュー当時からテイラーがシンガーソングライターとして注目され、特に若い層の女性から共感を集め、人気が出るようになった所以でしょう。(伝わったかな、、、?)

 

サウンドはカントリーとポップとロックのクロスオーバーという感じですね。Speak Nowまでこういう感じのが続きます。(徐々にカントリー感は薄れていきますが)このアルバムに関しては、特にイントロがカントリーっぽい曲が多い気がします。カントリーでよく使われるバンジョーとかフィドルを感じます。関係ないですけど、この記事を書くまでフィドルをフィヨルドと間違えてました。

 

デビュー作にもかかわらず、このアルバムは非常に高い評価を受け、プラチナ認定されたり、色々な賞にノミネートされたりしています。私が下から2番目に評価したのも、別にこのアルバムの出来が悪いからではなくて、ただ単にほかのアルバムが素晴らしすぎてそれに比べるとちょっと物足りないかな、、、と感じたからというだけです。十分に聞きごたえのあるアルバムだと思います。カントリーではあるものの、ポップ色が強いのでカントリーが苦手な方やあまりなじみがない方にもお勧めできます。次の記事から個々の曲について解説・和訳をしていくので、それまでにぜひ一聴してみてください!

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!!