みなさん、こんばんは。
本日のニュースより、訪日外国人の旅行消費需要が13%増となっているという記事を見つけました。
http://www3.travelvision.jp/c?c=18212&m=26015982&v=bb4bd5c1
私たちの会社では。毎朝の朝礼にて「職場の教養」という冊子を用いているのですが、その中で本日の心がけが、丁度『日本文化に関心を寄せましょう』という言葉でした。
記事の中にもあるように、多くの訪日外国人が「満足」と感じている、その理由を、私たちも改めて考える機会を持つべきなのかもしれませんね。
さて、先日スーツケースに関してのうんちくを少しお話させていただきましたが、今日はスーツケースの歴史について少し紹介させていただければと思います。
皆さんは、スーツケースと聞くと、どんな形を思い浮かべますか?
恐らく、ほぼ100%の方が、縦長でキャスターの付いた形をイメージされると思います。
では、今のその形が一般的になったのは、どれくらい前からだと思いますか?
歴史上、最初の海外旅行ブームが起こったのは1965年です。その当時のスーツケースというのは、横長(皆さんイメージされるのスーツケースを、横にして置いた形ですね)でした。
また、当初はインポートのものばかりで、当時の日本の所得水準には到底見合うものではない高価なものばかりだったそうです。この頃のスーツケースには、キャスターなどは付いていませんでした。
では、現在は常識ともなっている、キャスター付きのスーツケースが登場したのはいつ頃かというと、1972年のことです。欧米と異なる移動の文化や、体格の違いなどから、「持ち運びが楽なスーツケースを作ってほしい」という声がメーカーに寄せられ、横型のスーツケースの底部にキャスターの付いたスーツケースが初めて登場しました。
現在の縦型での走行スタイルとなるのはその3年後(1975年)のことですが、この時は縦開きだったそうです。現在の縦型・横開きのスタイルとなったのは、1978年からのこと。
その後改良は常に加えられ、現在は「軽量かつ頑丈」なスーツケースが多く世に出回っています。
35年前から基本的な形が変わっていないのが、皆さんの良く知るスーツケースです。
今後、大きな変化が訪れることはあるのでしょうかね?
何だかのっぺりとした文章になってしまいました。すみません。
また、今後何か面白いお話を聞いたり見つけたりしたら、色々とご紹介させていただきますね。
それでは、また。