前回の記事では非常にたくさんのコメントをいただき、また様々な議論をさせていただきました。
誠にありがとうございます。しかし私に少々大人げない対応があったことは否めません。
ブログの趣旨につい再確認しておきますが、私が取り上げたいのは猫に関する問題、猫に関わる人たちの起こす行動についてです。それらに対して私が疑問に思ったことをここで問題提起していくのがブログの目的です。
杉山さんの活動は私がブログを始めるきっかけになりましたが、上記の目的で一例として取り上げさせて頂いたものであり、香川県の野良猫問題を解決するために立ち上げたのではありません。部外者の私がご活動に直接干渉したり問題解決までお約束することはありませんので予めご了承ください。
最初は杉山さんご本人にも伝わればと思っていましたが、それが叶わないならば問題提起の一例として取り扱うつもりです。
さて、前回は"無責任な餌やりの例"という記事をアップし、コメントでは話がまとまらなかったので今回の記事で改めて意見することにしました。
前回の記事はこちら↓
前回取り上げた話題の要点は以下のとおりです。
(1)背景
・観音寺市総合運動公園では野良猫が多く、遺棄や虐待が多いと言われている。
・公園の野良猫に対して、市外の保護団体が保護活動を行っている。
・保護団体とは別に、杉山さんもまた市外から個人で活動しに来ている。
・保護団体と杉山さんとは思想に相違があるらしく、杉山さんは保護団体とは協力体制をとっていない。
(2)保護団体の方々の活動内容と考え方
・公園に住む猫や、保健所や市役所に持ち込まれた猫を保護して里親を探す。
・餌やりをするなら去勢避妊手術は絶対してほしい。
・無計画に産ませてしまった仔猫を遺棄・持ち込みするのは許せない。
・猫が増え続ける原因は、公園の餌やりによる繁殖も含まれていると考える。
(3)杉山さんの活動内容と考え方
・公園の見回りと餌やりを毎日行う。できれば保護する。
・市に対して公園の監視カメラ設置などの警戒態勢をとるよう度々要請している。
・去勢避妊手術はしたくない。理由は、手術を施された猫でもお構いなしに虐待を受けるから。また、捨て猫が次から次へと増えるので手術が追いつかないと考えるから。
・個人では資金的に厳しく、餌やりだけで精一杯。
・餌やりをやめてしまうと、公園で餌をもらえない野良猫たちが近隣の住宅街まで迷い込む可能性があるので続けている。
・猫が増え続ける原因は、ブリーダーなどによる遺棄のみと考える。餌やりが原因に含まれているとは考えていない。
(4)問題の焦点
・なぜ野良猫は増え続けるのか。
・餌やりは続けるべきか。
・去勢避妊手術はするべきか。
・近隣の住宅街への影響はどう考えるか。
・保護団体とは孤立した杉山さんの個人活動は必要か。現在のやり方が最善なのか。
私は前回のコメントにて珈琲豆さんから
「何か素晴らしい解決策があるなら、ぽんさんにぜひご享受していただきたい」
とお願いされましたので、私なりに答えさせていただきます。
もともと私の方から珈琲豆さんに「なぜ杉山さんの活動が正しいと言えるのか」とお伺いしたのですが、答えてもらえず、逆に聞き返されました。。。
まず、杉山さんの現状の個人活動ではデメリットのほうが大きいと思います。
野良猫が増える原因、珈琲豆さんはブリーダーが遺棄していると仰っていましたが、憶測の域でもありますし、原因が確定したとしても具体的な対処は難しい。
しかし繁殖の可能性についてはどうでしょうか。遺棄と繁殖、どちらも可能性はありますが、どちらか一方の可能性がゼロとは断定できません。
なぜ繁殖するのかを考えると、生殖機能が生きているからだとはっきりわかります。
そして繁殖を促すのは餌やり、繁殖を防ぐのは去勢避妊手術と、原因と対策がはっきりしています。
一挙に問題を100%解決する手段はありません。しかし、順を追って少しずつ解決していくことはできるはずです。
時間と資金をかけるなら、どちらの対策から手をつけるべきかは明白ではないでしょうか?
餌やりをやめてしまうと、野良猫は餌を求めて公園の外に出てしまうという意見もありますが、それは人為的に作られた悪循環です。自然の摂理ではありません。
こうした原因が人為的にはっきりしている問題に限って「もうやめられないから」と惰性で流されてしまう傾向にあります。そこで考えを止めるようでは他の問題も解決できないでしょう。
公園に猫を留める手段として、餌をやるだけでなく寝床を用意するのはいけないのでしょうか?それでは公園の管理人さんに破棄されてしまうかもしれませんけどね。
杉山さんが勝手にやっていることだと思われ蔑ろにされるならば、そういう時は保護団体に事情を話して協力をお願いするべきではないかと思います。
去勢避妊手術の考え方の違いなど複雑な事情はあるかもしれませんが、保護団体と完全に孤立して自分のやり方だけで解決するのは難しいのではないでしょうか。
とにかく、杉山さんが個人活動の体を成している限り社会的に認知されにくいことがネックなのだと思います。保護団体のお墨付きを得て社会的な活動だと近隣に認知させるというのは狡猾ですが打開策にはならないでしょうか?
しかし、これらが理想論であることは百も承知です。
どうしても保護団体の手は借りたくない、去勢避妊手術をせずに野良猫の安全を確保したいと思うならば、杉山さんが保護した後に里親募集をして引き取ってもらうぐらいしかありません。
それでも現状の杉山さんのやり方と資金の使い方は効率的ではないと思います。
杉山さんがカンパでお願いしいてる欲しいものリストは、3分の2近くが猫の餌、後は猫砂やケージなど。
餌やりと自宅で面倒を見るための物資のみであり、捕獲するための道具はリストアップされていないのがわかります。
つまり、餌をやっていつか保護しようとは思っているものの、餌をやること、家で可愛がることのみが意識されており、その途中経過にあるはずの具体的に猫を捕獲するビジョンは曖昧なのではないかと考えられます。
餌をやって、慣れた頃に手づかみで捕まえようとする・・・一人の人間がこれをずっと繰り返すだけで本当に現状打破できるのか、疑問です。
カンパでお願いする物資の内容、及びカンパの趣旨を変更してみては如何でしょうか?
カンパの目的は餌やりではなく保護であるということをブログで強調し、保護のために必要な道具(捕獲器等)を優先的に支援していただけるようにお願いする必要があると思います。
そして活動の最終目的は公園から野良猫をなくすこと、それは駆除によってではなく心優しい里親の元に届けて幸せに暮らしてもらうことによって成し遂げるのだと意思表示すれば、より多くの方に理解を得られるのではないでしょうか。
とりあえず餌をやって様子を見ようではなく、常に保護することを頭に入れておかねばならないと思います。
もしも猫に自然に生きて欲しいという理念があるならば、これほど人間の絡むトラブルが多い地域では、残念ながら実現はかなり困難だと思います。野良猫の安全を考えてもです。
まとめますと、
個人活動で餌やりを続けるなら保護までの段取りを明確にすべきです。
それはご自分が把握することも勿論ですが、周辺地域住民、市役所、公園職員、保護団体、あらゆる方面へ向けて明確に説明し、社会的な理解と信頼を得る必要があります。
杉山さんはそれがうまくできていないように見受けられます。性格や思想にもよるのでしょうが、ブログでも何か起これば行政や警察や管理人を真っ先に批判するあたり、自分が責任を持つという意思が足りないのではないかと私は推測します。
やりたいことだけやって、いつまでも文句を言う立場でいたいのかなあと。
いつまで経ってもどこかのオッサンが市外から来て勝手にやっていることと認識され、それを「あっそう」と思いながら構わず同じことを続けている態度が、自分の肩身を狭め、自分の首を絞めているのではないかと。
個人でやっていることだから責任はとらないというのは無しです。
本当なら去勢避妊手術しないなら即刻餌やりをやめろと言いたいところですが、杉山さんだけでなく地元住民の方も餌やりしているようですし、一朝一夕で解決に向かう問題ではないこともわかっています。
しかし、餌やりを続ける限りは常に繁殖の可能性があることは忘れてはならず、決して悠長に構えて良い事態ではありません。仔猫が無責任に生まされてしまうことに胸を痛めておられる保護団体さんが日々活動されていることも忘れてはなりません。一日では解決しないとしても、一日でも早く解決するよう努めなければなりません。
さて、ちゃんと内容として成り立っているでしょうかw
時間をかけている間に支離滅裂になっていなければ良いですが・・・・・・
現段階で私が言えるのはこの程度のことです。
また多くのコメントを頂ければ幸いです。
疲れました。