富岡教室に
モンテッソーリ教育の先生をお招きし
子どもの家「陽だまり」を開いたのは
私たちの学習塾としての考え方に
モンテッソーリ教育が
とても合うと考えたからです。
モンテッソーリ教育では
こどもの自ら学ぶ力を
引き出して伸ばします。
伸ばすといっても
教え込むような干渉はしません。
その中で育つ感じる力が
その後の学習において
大事な土台となるのです。
初めての学習の際に
何かを習うのは必要です。
そのうえで、
一度学んだことをどう理解し
次にどのように活用し
さらに探究を広げられるかどうかは
「学ぶ」ことに対する
その子の世界観が大きく影響します。
学習=誰かに教えてもらう
という感覚では
学習に必ず「教師」が必要となり
ご家庭でサポートできなければ
塾や家庭教師、学習システムに頼って
教え続けてもらう必要があります。
しかし、
感じとる、探究するという
「自ら学ぶ心」があれば、
一つの学びから発展して
次々に学び進められます。
私はその状態を
「学習的自立」と捉えていますが
そうなったら塾なんて
必要な範囲で使えば良いのです。
学習環境として、とか
時々質問ができて、とか
学習そのものよりも
学習の方向性のアドバイスこそが
より重要になってくるわけです。
塾がなくて困らないけど
目的があれば利用する
くらいのスタンスで塾を使う子を
私たちは育てたいと考えます。
そうはいっても
日々の学習サポートのニーズはありますし
学校の勉強では飽き足らない子に
より進んだ学習を提供することは
とても良い仕事だと思います。
そのうえで、
地域の教育を担う使命としては
自立した学習者を増やすことに
力を注いでいきたいと考えるのです。
富岡教室を使って
自習企画やテスト勉強企画を
これから継続的に行っていきたいと
考えています。
小中学生に必要なことは
学習習慣と学習体力です。
楽しくそれを鍛えられる場として
イベント的に学習会を行うことは
大事な地域貢献だと考えます。
その中で
やはり塾に対して必要性を感じる子は
必要の範囲で塾を利用すればよいですし
そんな一部のニーズだけでも
小規模塾は成り立ってしまいます。
小学生でも高学年になれば
そして中学高校と上がるにつれて
日々の学習負担はどんどん上がっていきます。
まだ負荷が軽いうちに
学習習慣と学習体力が必要です。
それを鍛えるためには
学ぶ力が必要です。
モンテッソーリ教育を行う
子どもの家「陽だまり」と
個々に学習をサポートしながら
自ら学んでいく姿勢を作る
愛岐ゼミの塾部門と、
そのシナジーによって
地域貢献をしていきたいと考えます。
もうすぐ夏休みです。
この夏の活動にとても期待しています。
愛岐ゼミより