模試の成績から格差を考える | 個性派学習塾 愛岐ゼミより

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少人数指導・個別指導の学習塾・進学塾です。
塾の経営や指導で感じたことを率直に書いていきたいと思います。

東進衛星予備校の特別研修に、

傘下の四谷大塚NET加盟塾として参加しています。

以前に参加させていただいたときに、

永瀬会長が東進模試の問題集を紹介されました。

この問題集の売りは、

合格者の追跡調査と模試のデータから、

収録されているその模試で、

主要大学の合格者が平均で何点とっていたかが掲載されていることです。

東大京大を始め、全国の中堅以上の国公立大学と

早慶MARCHから関関同立の合格者が、

高2の2月から1ヶ月おきに行われた東進模試(6回分)で、

どれだけの点数をとっていたかがわかるのです。


注目の東大の合格者は、

英語では、早い時期から9割をとっています。

関東の私立の合格者は英語や国語の平均点が高く、

この結果は、私の指導の感触とほぼ近いものがあります。

東大京大早慶に合格する方たちは、

高2が終了する段階で、

マーク模試レベルなら8~9割の得点率を固めているということになります。

公立高校で部活を引退したあとに頑張って

9月くらいにやっと9割を取ったとしても、

合格者の平均と比べても半年遅れの仕上がりということになっていまします。

公立高校は、中高一貫よりも進度が遅いので、

高2でセンター試験レベルを固めているという生徒は多くありません。

もし固めていたとすれば、

予備校などで先取りの学習をしていたというのが普通でしょうから、

学習に取り組んできた生徒とそうでない生徒に大きな差があるのです。

これが教育にかける費用の差に結びつきやすいのは言うまでもありません。


公立高校は、

合格の為に通知表の成績も必要なため、

幅広くなんでも出来る生徒が上位校には多いのですが、

その流れで文武両道と言って部活に打ち込み過ぎると、

成績面では大きな差になってしまいます。

文武両道という時点で「人間力勝負」なのですから、

それで満足しておけば良いものを、

同じ学校から最難関の大学に多数合格が出ていると、

負けてはいられなくなります。

そこそこの大学に合格できれば、

「文武両道」の生徒としてはたいしたものなのに、

合格した大学に満足できなくなってしまいます。


一部の成功者の例を挙げて、

「文武両道」を推奨するのは簡単なのですが、

高い確率で願いは叶いません。

「文武両道」というならそういう人生を考えれば良いと私は思うのです。


進路を考えようと思うのなら、

東進模試の問題集を買うといいと思います。

自分が憧れている大学の合格者と自分がどれほどの差があるのか。

その現実と向き合った上で、

納得して部活に取り組んでほしいと思います。

勉強にしっかりと打ち込んできた方たちに、

おいそれとは追いつけないということは、

自分が打ち込んできたスポーツで素人に負けないのと同じことです。

高校レベルで部活に打ち込めば、

相手が運動神経の良い人でも簡単には負けません。

逆に少々センスが良くても、勉強に打ち込んでいる方に学力で勝つのは難しいのです。


自分らしく生きるために、

何を学んで、どんな力を身につけるのか。

早めからしっかりと考えておく必要がありそうです。

勉強でもなんでも、

こんな豊かな時代ですから、打ち込んできた人たちを上回るのはたいへんです。

それならば、自分は何に打ち込むかが重要です。


何にしても格差の時代です。

その差はそのまま優劣ではありません。

差を見つめつつ、自分らしさを追求していくことが

これから必要な生き方だと思います。


愛岐ゼミ 長住教室より