個性派学習塾 愛岐ゼミより

個性派学習塾 愛岐ゼミより

岐阜市 犬山市 岩倉市 の学習塾「愛岐ゼミ」、名古屋市 の学習塾「エフィカ藤が丘教室」を運営しています。
少人数指導・個別指導の学習塾・進学塾です。
塾の経営や指導で感じたことを率直に書いていきたいと思います。

受験は熾烈なものです。

確実な合格というものは

ほとんどありません。

合格を必然にするには

圧倒的な実力と周到な準備が必要なのは

いうまでもありませんが、

どんなに懸命に取り組んでも

「圧倒的な実力」を獲得できるのは

ほんの一握りの人たちです。

可能性があるなら挑戦したい

という学校があるのは普通ですから

そこにどうアプローチするか

それが多くの人の関心事でしょう。


個別に長年指導していると

どの子がどの問題をどの程度解けるか、

大体わかってきます。

入試対策の時期になって、

過去の問題を解く段階になると、

子どもたちは、

私の予想に近い点数を取るわけです。

ですから、

入試から持ち帰った問題を見れば

誰が有利で、誰が苦戦したか

わかってしまいます。


そこで経験するのが、

教材とのマッチングという偶然です。

今年は四谷大塚に合っていたとか

どうも相性が悪いとか、

その年の入試に自分の塾の教材が

どれだけマッチしていたかで

結果も大きく変わるはずです。

四谷大塚的に難易度が高いと思ったのに

案外平均点が高い、というもあり、

別の大手の対策がピッタリだったとか

そういう不運もあるのです。

自塾の教材の定着を徹底しつつ

その弱点をどれだけ補うのか。

自塾の教材の定着も不十分なら

そこに注力するしかない。

しかし、日々の学習が回っていれば

相性が悪い入試に対応できる

別の領域を鍛えることもできます。

そういうアレンジによって

合格判定よりも高い合格率を出すことが

個別に指導することの利点です。

偶然相性が良い入試となるのか

不確実な要素を潰すのか、

その対策方法によって、

偶然は必然に近づくのです。


そしてもう一つの偶然、

受験生の学力と入試のマッチングも

合否を分ける大きな要素です。

平均点が高い問題に強いのか、

難易度が高い問題に強いのか、

そういう受験生の特徴に

本命の入試がマッチするのか、

合否判定80%を超えるということは

問題の難易度によらず、

合格できる力があるということですが

判定50%あたりの子にとっては

その年の入試問題の難易度は

合否を分ける大きな問題です。

この偶然性は克服するのは難しいですが、

弱い分野を鍛えるのか

(効果は薄いことが多い)

強みを徹底的に補強するのか、

方法はどちらかしかないでしょう。


開き直って自塾の方針を徹底し、

偶然、入試がマッチしたら

圧倒的な成果を得て、

その成果をとことんアピールする。

という営業戦略も

塾の生き残りとしてはありでしょう。

ただ、私は職人でいたい。

どんな子でも

その合格可能性を最大化するために

個々に別の対策で戦いたいと考えます。

偶然に任せるのでは

どこか無責任な気がするからです。


 

 

愛岐ゼミは中学受験指導がメインの塾ですが、

高校受験、大学受験の指導も

受け入れ可能な範囲で承っております。

プロの受験対策としては、

合格が必然だと思うところに仕上げるのが

当然のものと考えられがちですが、

大手よりも高い合格率を出している私ですら

受験に偶然というものがあると

しばしば感じるのです。

宣伝がお上手は塾は、

まるで魔法のメソッドをお持ちのような

錯覚を与えるのが得意ですが、

相手が小学生であれば、

その偶然の要素は増えてしまうわけで

そこと向き合ってこそ、

責任のある指導だと思うのです。


愛岐ゼミようなマニアックな塾は

中学受験初心者のご家庭が選びにくい。

塾のカリキュラムが始まる、

新4年生かそれ以前に、

わざわざ愛岐ゼミを選ぶというのは

少し勇気が必要でしょう。

しかし、

お一人経験された次のお子様に関しては

大手塾というものを経験されたからこそ

愛岐ゼミのような塾がよいと

初めからこちらに預けるという選択も

比較的容易にできるようです。


受験には偶然がいっぱいです。

教室や講師とのマッチング

教材とのマッチング

偏差値と志望校のマッチング

お子様が学習するきっかけ、走り出すきっかけ

試験日前の調子

合格校とお子様のマッチング

多くの偶然の中で運良く、

よい巡り合わせを掴めば、

望外の結果を掴むことは可能です。

しかし、

それがどれだけ偶然なのか、

多くの方はそれを認識しないで

結果を受け入れていくのです。

私はそれでも良いと考えています。

大事なのは、

決まった進路で頑張ることですから。

しかし、

現実の受験までの取り組みで

当の受験生と関わっていると

何とかしたいと考えるわけです。


愛岐ゼミにも決まったカリキュラムはあります。

それは四谷大塚のカリキュラムですから

基礎学力がないと、計画通りには進みません。

また、開始が遅れてしまって

途中からそこに乗ることが不可能な場合や

転塾してくるケースもあります。

それで愛岐ゼミで成功するなんて

本当に偶然としかいいようがないわけです。

カリキュラムに初めから乗ったとしても

そのお子様にマッチするとは限りません。

そこを個別に調整できるかどうか。

小規模の塾の強みはこの一点しかありません。

個別に配慮しないとすれば、

偶然の影響を大きく受けてしまう。

既製のサービスに当てはめるのか

そのサービスを使いこなすのか、

これからの時代の勝負は

まさにこの点にかかっていると思います。

偶然を必然にするためにどうすべきか。


しばらくはこのテーマで

記事を続けたいと思います。

愛岐ゼミは中学受験指導を行っております。

新6年生は、

今年度の受験生よりも人数が多いため

新年度は岐阜教室に重点を置き、

しっかりと実績を上げていきたいと

考えております。

 

名古屋市内の中学受験がさかんになり

学力が相対的に低い地域から

中学受験をすることが

厳しくなっております。

私の得ている情報では、

大手塾の中でも、

地域の教育レベルによって

校舎ごとの合格率の差はあるようです。

それは、

良いカリキュラムであっても、

それに取り組むお子様の学力次第で

大きく差がつくということです。

そして、

私は地域間の学力格差を是正する

という使命感に立って考えると

塾での学習以外にすべきことが

見つかってきます。

 

まず、

私たちが扱っている四谷大塚教材は

地域の小学生にとっては

かなりハードな教材です。

お子様に合わせてほしい

というご要望は多いのですが、

目標とする学校のレベルに合わせて

確かなレベルの学習を積み上げないと

勝負にならないという現実とは

きちんと向き合うべきだと思うのです。

教材が難しいと思ったときに

自分はそのレベルに上がりたいのか

地道に自分の位置から上がっていくのか

その選択は「同等に正しい」と思うのです。

ただ、

合格に必要なレベルに挑戦しないで

トップ校を目指すというのは

初めからおかしい選択なのです。

自分の位置から地道にやっていく

ということは、

長期的に見て「良い選択」です。

ですから、

「お子様基準」「ご家庭基準」の受験として

「ゆる受験」をお勧めしているわけです。

そのコースからも

もちろん難関校の合格は出ますが、

それは積み上げた努力の先の結果です。

 

岐阜県内で

難関中学受験を標榜している塾は

そんなに多くはないでしょう。

愛岐ゼミはそれができます。

難関を目指すと決めなくても

まだ「荒削り」なお子様たちの中に

学力は全国レベルを狙える

というお子様はたくさんいます。

私からは難関受験を強要したり

焚きつけたりはしませんが、

全国レベルの学力を目指せる子が

地域トップ校レベルの枠に留まるのは

本当にもったいないことですから

学習内容としてはご提供したいのです。

 

そして、

中学受験コースで最もニーズが高い部分

東海中学・滝中学・南山女子部を目指す

難関中学受験コースについては

改善の余地ありと考えています。

ご本人のやる気とご家庭のサポートで

塾での短期的な偏差値は

お子様の努力に応じて取れています。

しかし、

同じ偏差値の子でも

実際の入試では

合格する子と合格できない子がいる

という点は、

単なる当日の調子の差とは言い切れません。

愛岐ゼミが採用している「予習シリーズ」を

もう少し「しっかりと」学ぶ必要があると

私は考えています。

 

平日の長時間の講義は

拘束時間が長くなるため、控えたい。

そのフォローとして

週末、週明けのポイント講義や

個別のフォローの強化を図っています。

少人数集団講義でついていける子は

オンラインでのポイント講義に参加し

個々に指導する必要がある子は

塾生の人数が少ない時間での重点指導や

個別指導による確認指導行っています。

集団講義が成果を上げるには

お子様たちに多少の「ベース」が必要です。

ゼロからの講義を理解して習得できる子は

そんなに多くはないのです。

ですから毎週の学習は、

予習シリーズを読みながら

「ひと通り」の理解を積み上げていって

問題演習の際のフォローや

テストの見直しで重要ポイントを押さえ

しっかりとした講義は

長期のお休みの時の講習で

しっかり指導していきたいと思います。

そうすることで、

日々の生活に無理をかけず、

段階を踏みながら理解を深められます。

 

地域の学力差は、

漢字や語彙や計算力、

テキスト以外の知識や、経験に基づいた考察力に

大きく表れると思います。

同じ学習をしても、

簡単に習得できる子と

なかなかマスターできない子の差は

その場での学習の密度だけの問題ではありません。

そうすると、

4年生か5年生からの本格的な学習の前に

遅くとも4年生いっぱいのうちに

もっとしっかりと準備をする必要があります。

3年生以下の教材に

ジュニア予習シリーズがありますが、

その教材を学べば済むということではありません。

ジュニア予習シリーズの学習を通して

語彙の不足、漢字の習得、計算力

そして学習に向かう姿勢や探究心に

問題がないかをチェックしながら

日々の生活の中で「対策」を

ご提案し続けたいと思うのです。

私たちの役割として重要なのは、

教材内容の指導だけでなく

お子様の現状を保護者様にお伝えして

きちんと準備を重ねるお手伝いをする

ということだと思います。

 

地域トップ校レベルで戦うには

「教材内容を習得する」という段階以外に

別のプロセスが必要です。

「学んだことを応用すること」

「塾での学習以前に学ぶべきこと」

この2つのことが結果の差となります。

中学受験の学習は4年生から

というのは今や常識ですが、

それでは遅い子と5年生からでも間に合う子

も多いのですが、その差は何なのか。

このことをもっと発信したいと思います。

 

高いレベルの四谷大塚教材を

しっかりと「マスターする」ことが

この厳しい中学受験を乗り越える、

もっとも有効な戦略だと考えます。

 

愛岐ゼミより