主演:宮沢りえ
「偽物なら、何をしてもいい」って、そんなワケないでしょ!って思うけど、どうしてか引っかかるのは、なんでかなぁ。
罪の意識を全力で肯定しにかかるラストについては、最初にイメージしていたのと違って驚いたけど、ある意味でスッキリとしたのは、なんでかなぁ。。
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リカにとっての正義の軸はずっと変わらない。自分が誰かに何かを与える時、それが偽物であっても、相手が自分に感謝をしてくれたり喜んでくれたりしたらそれで良い、という哲学。さらには、その瞬間に幸せを感じているリカ。
リカの行動の一部始終は、「もしもあの時ああしていれば、こうしていれば」という問題ではないように思えた。もともと彼女自身が持つ独特の世界観が物語を進めていて、ある意味では、結末は最初から決まりきっていたことなのかもしれないというようにも思える。
そして、その揺るぎない世界観には、「生きる強さ」すら感じてしまう。こんなに悪いことをしているのに、どうしてポキッと折れてしまわないのだろうかと。
それは、社会(=マジョリティー)にとって間違っていることが、リカにとっては正しいことだからしょうがないのだろう。その確信はどこから生まれるのか分からないけど、持って生まれた知能と育った環境が彼女を作り上げたのだとしたら、その物語も見てみたいと思った。つまり、学生時代のリカはすでに「リカ」であったと私は思う。
Mako