福岡地裁久留米支部が、売春契約による売上金約20万円を没収する保全命令を出していたことが19日、分かった。県警が発表した。県警によると、売春契約を理由にした保全命令は全国で初めて。
保全命令は、売春あっせんや売春させる契約をしたとして売春防止法違反罪(売春あっせん、売春契約)で起訴・公判中の久留米市国分町、派遣型性風俗店経営、堤仁美被告(40)に対し出された。県警によると、堤被告は同市内で06年末~08年夏、売春する契約を30~40代の女性4人と結び、少なくとも約20万円を得たとされる。
また事件に絡み県警は19日、売春の収益と知りながらみかじめ料をもらったとして西区、指定暴力団九州誠道会系組員、中山広希容疑者(28)を組織犯罪処罰法違反容疑で逮捕した。容疑は06年10月~09年7月、堤被告からみかじめ料計132万円を受け取ったとしている。
有害サイトなど携帯電話の危険性を児童生徒、保護者に知ってもらおうと、岡山中央署員らが寸劇グループを結成し、管内の学校を回って啓発に努めている。
メンバーは生活安全課の捜査員や少年補導員、岡山中央少年を健やかに育てる母の会会員、少年警察協助員ら約10人。寸劇は、女子中学生が出会い系サイトを閲覧し、同年代の女子を装った男に連れ去られる内容。被害の恐ろしさを伝え、有害サイトへの接続を制限するフィルタリングサービスの利用を訴える。犯罪や自殺を促す有害サイトについても説明する。
2008年7月に岡山中央中(岡山市北区蕃山町)で“旗揚げ公演”。今月5日には幡多小(同市中区高屋)を訪れ、保護者や児童ら約100人が観劇した。
今後はメンバーに警察協助員ら地元の人を増やすなど、より親しみやすく工夫する。
結婚詐欺の疑いで埼玉県警に逮捕された東京都豊島区の無職の女(34)=詐欺罪で起訴=の知人男性が相次ぎ不審死した事件で、女の逮捕直前まで同居していた千葉県の男性会社員(46)が、出会ってから約1週間で女に450万円を渡していたことが男性への取材で分かった。県警は今月3日に男性方を捜索し、女が東京・池袋のマンションを引き払った後に運び込んだ家財道具や調理器具などを押収したという。
男性によると、2人は9月中旬、インターネットの結婚紹介サイトで知り合った。「結婚を真剣に考えている」という趣旨のメールを送ると、女は「私も真剣です」と回答。同16日に会った際、女は「マンションの違約金やお菓子教室の調理器具の支払いでお金に困っている」と話した。男性は後日、女の口座に240万円を振り込んだ。
さらに、男性は同22日までに引っ越し資金としての10万円のほか、女に「預かる」と言われ、200万円を渡した。
2人は同19日から男性宅で同居。女は「子どもがほしい」「家庭を築きたい」と繰り返し、食事や掃除などをしていた。男性は「信用してしまった。自分の貯金はほとんど残っていない」と話し、詐欺の被害届を出すつもりという。
女は同25日に県警に任意同行され逮捕されたが、男性によると、自宅の火災報知機7個が外されていたという。