■2024年3月31日放棄犬の引き取り
【2024放棄-03 】パピヨンmix♂優
推定12歳(元飼い主申告 2011年12月27日生まれ)
体重 4.5キロ
それは1通のメールからの相談でした。
相談主は放棄者の娘さん。
ずっと気にかけていた子をやっと放棄してくださるということで、相談メールを送ってこられたのでした。(青色が相談メール。一部抜粋させていただきます)
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実は、実家で飼っている12歳、オスのパピヨン、Rをどなたかに託せないかと考えております。
両親が90才近い高齢の上、認知症もあり、
5年ほど前には、
真夏でも雨でも外に繋がれていたり、
親は水桶が空でも気にならず、ねこまんまや、
短いリードに繋がれて、何年も散歩させていない状態です。
私も実家に立ち寄った際に、出来ることはしてはいますが、
もともとは私の甥っ子が子供の時に親に買い与えられた犬なのです
死なせるわけにもいかないからと、
近い将来、両親は家を離れ、施設や病院へとさなるはずです。
その時に、居場所のない、世話をしてくれる人も居ないとなると、R保健所に連れて行くしかなくなると予測しています。
Rは愛情も知らず、
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こういう子は日本中にたくさんいるのかもしれません。
しかし、具体的に状況を列挙してお知らせくださる悲惨な事例は久しぶりであり、あまりにも可哀想で可哀想で・・・いても経ってもいられませんでした。
3月31日に受け取った時の蓮沼SAにて、喉が渇いて水を飲む優君。
※アイドッグでは、大事にされずに放棄された子の名前は変えさせていただいています。
間に入ってくださった娘さんに、「もう少し早く放棄してほしかった」というのがやっとでした。ですが大事にしないのに頑固に飼い犬を手放さない家族の説得が難しいこともあるのはよくわかっています。
娘さんは娘さんなりに努力して、やっと今、放棄の了解を得、ここに連れてきてくれました。
今まで酷い目に合って生きてきたのに、人間を憎むことをしない優君に心が痛みっぱなしです。
優君、本当にごめんね。ごめんね。ごめんね
年中、暑い日も寒い日も、雨の日も屋根のない場所に短い鎖でつながれて、本当に苦しかったよね。
ご飯も水ももらえない日があり、本当に辛かったね。
今日からはもう幸せな環境で自由に生きていいからね。
毎日おいしいご飯をたっぷりと食べていいからね。
優君、目は見えていません。
フィラリア陽性を覚悟していましたが、幸い、奇跡的に幸いとしか言いようがないのですが、陰性で、陰睾丸はありましたが、現在、身体のどこにも他に悪いところは見つかりませんでした。
本当によかった~~!
優君、これからできるだけ長生きするんだよ。
私の見立てですが、純粋なパピヨンではなく、ポメかスピッツの血が混じっているように思います。
この日はポメ♂ケニー君トライアルの帰りで、預かりのうめママさん同行、帰りに優君を連れて帰り、シャンプー、医療措置をやってくださいました。
去勢までトントン拍子にでき、現在はうめママさんのところでプチ預かり中です。
こんな扱いを受ける子がいなくなるように、私たちはもっともっともっともっと・・・声を上げていかなければいけません。
そしてその9日前に、繁殖屋放棄の犬を2頭、引き取っています。
■2024年3月22日繁殖放棄犬の引き取り
【2024協力-06】Mダックス♀ナホ
推定 6歳 体重 3.8キロ
【2024協力-07】Mダックス♀ラブ
推定 5歳 体重4キロ
上記2頭の搬送はKUMAさん。
預かりはゆずっぴさん→まめちこさんへ。
ダックス2頭は里親会に出るそうです。
応援よろしくお願いします。
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