先日の長距離搬送の際、同時に一般の放棄犬の引き取り依頼がありました。
10歳と14歳の小さなポメラニアンの男の子、ずっと日常的に蹴られたり叩かれたりして生きてきたのだそうです。
この子達の大きさは、人間の新生児よりも小さいのです。動物のお腹を蹴るのは、生まれたばかりの人間の赤ちゃんのお腹を蹴るのと同じ。
どうしてそんなことができるのでしょうか。
■2021年9月2日放棄犬の引き取り
左が海君10歳、右が大地君14才
【2021放棄-05】ポメラニアン♂大地
飼い主申告14歳 体重2.6キロ
年齢行って辛い思いをしてきたのに、ポメラニアンの性質か、全く悲壮感がないのが救いです
弟ちゃんと引き取り時から乗っかかったり乗られたり・・
狭いケージの中に2頭入っていてもお構いなし。
歯はほとんどありません。
【2021放棄-06】ポメラニアン♂海(うみ)
推定10歳 体重1.7キロ
弟君のほうが小さいのですが、少し気が強く、嫌なことをされるとガウガウするらしいです。
歯はほとんどないので、多分、私の認識の「咬む」には入らないと思いますが
現在、ノノミさんがプチ預かりしてくださっています。
写真はノノミさんより提供。可愛いですよね。
この子達、食生活が悪かったのかな。
どっちの子も肝臓の数値があまりよくなく、お兄ちゃんの方はウルソというお薬を飲んでいるという引き取り団体からの引継ぎがありました。
去勢はまだですが、去勢無理かな
9月後半に正規の預かり先に移動予定なので、その時にしっかりと検査をしたいと思います。
できればこの子達、10年以上も一緒に過ごしてきたので、これからも一緒に過ごせたらいいなあ。10歳以上のきょうだいを引き取って、これからも一緒にという願いをかなえるのはなかなか難しいとは思いますが、過去に2回もそんな奇跡を起こしてきたので・・・・
またそんな奇跡を起こせないかなあ。
アイドッグでは10歳を超える犬が要通院の場合、譲渡にかかる医療費はフリーとしています。お兄ちゃんの方はすでに投薬をしておりますので、そちらに該当します。
皆様の応援どうぞよろしくお願いします。
この子達も幸せを見つけられますように!
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