コロナウイルスの影響でイベントや会合の自粛が日本中に広まっていますね。
当会でも毎月イベントを行っているので、現在、関係者と相談し、経過観察中です。
そんな中、センターに長いこと相談されていた子が、結局放棄になったとの連絡を受け、1頭引き取り協力を行いました。
■2020年2月24日神奈川県内動物愛護センター引き取り
【2020神奈川-02】ポメラニアン♂
推定10歳 体重5.1キロ(太りすぎ、適正4キロ台だと思います)
生活保護を受けている一人暮らしの高齢男性に飼われていたようです。この年まで一緒に生活していたのに、この先の面倒を見られなくなった、よくある話です。
1月の終わりに、この子が放棄になる予定、という連絡があったときに見た写真は、元飼い主の家でお洋服を着て笑っている写真でした。
つい最近も、13歳になってからお年寄りが飼えなくなったポメの男の子(ドロップ君)の放棄を引き受けたのですが、同じような境遇です。
この子もついこの前まで家の中にいたんだよねと思い、センターに入ったと聞き、BJさんに無理を言ってお休みの日に引き出してきました。(神奈川県内センターはBJさんの協力引き取り)
引き出してみてびっくり。
全身、炎症でハゲハゲになっている皮膚でした。
どうやら5年ぐらい、お洋服を着せたまま、ハーネスをつけたままで過ごさせていたようです。
本犬、元気ですが、皮膚は痛々しい姿でした。
世の中には、信じられないけど同じような境遇の子がたくさんいると思います。
たまたまこの子は事情が分かりましたが、センター引き取り時に、ハゲハゲ状態、これまでもたくさん見てきました。
ストレスをなくして栄養のある安全なフードを与え、マメなシャンプーなど普通の生活をするだけで、あっという間に改善した子がたくさんいます。
ようやくスタッフの家に入り、何事もなかったかのように元気にしているそうです(笑)
ひとまずシャンプーケアをしながらりえさんが預かり中です。
皮膚によい情報などあったら教えてくださいね。
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