実は30日に、劣悪繁殖業者から引き

上げる子を2~3頭、当会でも引き受けます。


ボランティアの仲間に、業者に足を

運んで直接接触してくださる方々がいて、

いくつかの団体が受け入れます。


微力ですが当会でも引き取り協力をします。



これにはきっと賛否両論あって、

その繁殖業者を倒産に追い込ま

なければ、何度やっても意味が

ないから、


そういう所の子を引き上げることは、

繁殖業者を助けることになるのでは

ないか・・・


以前は私もそう考えておりました。


しかしそこに行くには、段取りがあって

何年か交渉して少しずつ説得して

縮小していただいて・・・など時間が

かかるようです。


そしてそう言いきれるだけ、日本の

動物の環境が整っていないんだ

ということに気が付きました。


そして、人間のやり取りの間で、

苦しんでいる子達

現状打破の時期が遠い為に、今は

まだそう突っぱねる時期ではなく、

助ける時期だと思ったのです。


そこには長いこと箱の中で生きてきて、

外の世界を見たことのない、


人間の営利の為だけに生かされて

働かされてきた子達が居ます。


今も生き地獄で生きている子達が

居るのです。


ぱむ

上の写真の子は6月後半に引き取った

繁殖業者から引き取った、チワワ♂ぱむ


兄弟犬と思われる

子にチワワ♂福助(写真下)がいます。


この子達は、年齢、6~9歳の間ですが

引き取った時に

人間慣れしていなく、小型の人気犬種

チワワであるにも関わらず、まるで小型の

野犬のようでした。


人が怖くて怖くて・・

抱っこどころか、部屋の隅に逃げる、

追いかけても獣のような速さで

捕まえられず。


最初の3日間、引き取った6匹のうちの

2匹を私が

いつものチワワのノリでプチ預かりしたの

ですがリードをつけてないと逃げられ、

1時間も追いかける・・


そうして追い詰められて、怖くて怖くてそれは

それは可哀想な状態でした。



福助


預けたスタッフの間でも、パニックに

近いものがあり1日中、家の中を動き

回って落ち着かない、これが

1週間続き、異常ではないかと思われたり、


そこらじゅうウンチオシッコを散らかして

どうしたらいいかなど・・・・ギブアップする

新人さんや寸前のスタッフで頭を抱えました。


「ケージに入れて。ケージが落ち着くんだから」

「歩きまわっているのは落ち着くから、

放置でいいんだよ。異常じゃない。

ブリーダーから来た子にはよくあること」


超やんちゃっこをよく預かっていた私から

見て、歩きまわっていることの何が悪いのか

と思うふしはありましたが(笑)


プチ預かりした私が考えていた以上に、

一般家庭の子しか見たことのないスタッフさん

達には異常な状態で、


でもやっとそんな落ち着かない子達も、

預かりさんの家でまともな生活を繰り返して、

少しずつ落ち着いて心を開いてくれました。


福助

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(「福助預かり」ういママさんの日記より)


福ちゃん、恐怖心を克服しよーって頑張って

るんだなぁって本当に嬉しかったです(*´ω`*)

今まで家庭犬だった子とは違って、いきなり

人間側が愛情全開で接しても、福ちゃんは

きっと怯えてしまいます。

福ちゃんのペースで
福ちゃんから近寄ってくれるのを

暖かい目で気長に待ってくださる里親さまに
早く出会えますように(*^^*)


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同じ繁殖業者から来た、チワワ♂福助と

ぱむ、やっと人間の世界を知って、少しずつ

少しずつ・・・

慣れていこうと頑張っています。


慣れたらそこは、幸せ街道まっしぐらの世界なのに

まだ石橋を叩いて渡るような状態です。


この2ワンを長い目で導いてくださる里親様は

いらっしゃいませんか?


2ワンともかつて流行した可愛い可愛い

スムースチワワなのです。


できれば先住ワンコがいる方とか

または、この2頭を一緒に迎えてくださる方も

歓迎します。


家族はもしかしたら少ない方がいいかもしれません。

また、単身者、お留守番の長い方もご相談に

応じます。


人との距離は一歩一歩・・というところで時間は

かかりますが、日々新しい感動があるに違い

ありません。


ぱむのロフィール

福助のプロフィール


日本の生態販売を縮小すること、

子犬を産ませることが儲け商売にはならない

ようにしなければ

このいたちごっこはなくならないのです。


国内で発信している動物のニュースをセレクトして

毎日発信している当会HPの「トピックス」より参照


ビバリーヒルズにて「ペットショップでの動物の販売が

禁止」されることに! 「保護動物の取扱いのみ可
http://ameblo.jp/aidog2014/entry-12066741473.html


動物先進国には、日本の動物の法律が今後

どうあるべきか、


たくさんのヒントを持っています。


保護だけでは変わっていかない。

でも愛護団体が同時進行で保護をしなくては、


結局はその子達の行き場が行きつくところであり

(遺棄や殺処分場)、


遺棄された子をセンターから引き取るのも、また

同じことをしているのです。




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