2025年10月3日 山陽新聞digital
劣悪な環境で猫を飼育していたとして、倉敷署は3日、動物愛護法違反(愛護動物の虐待)の疑いで、倉敷市、家政婦の女性(70)を書類送検した。
岡山県警が女性の自宅で保護した猫(岡山県警提供)
書類送検容疑は3月19日、猫のふんや死骸が放置された自宅内で、猫3匹を飼育した疑い。容疑を認め「仕事が忙しくて掃除や片付けができなくなった」と供述している。
岡山県警によると、飼育状況を目撃した人からの相談で同日、署と市保健所が女性宅を確認。少なくとも5匹の死骸があり、66匹を発見して5月までに保護した。女性は「平成の初めごろから猫を飼い始め、2010年ごろから世話ができなくなった」と説明しているという。
