2025年8月21日 RKC高知放送
こうちeyeでは「熱中症対策」をシリーズで送りしています。
暑さ対策が必要なのは人間だけではありません。
今回は、動物やペットの「暑さ対策」です。
扇風機や日差しを遮るシートにそしてミスト。
高知市の「和の森わんぱーくこうち アニマルランド」では、毎年この時期「暑さ対策」は欠かせません。
ライオンは冷房の効いた寝室の入り口を開けて、展示室で冷気を感じながらのんびり。
ふれあいコーナーのモルモットたちは暑さ対策で7月から9月までお休みです。
時間をかけてなめたり、かじることで、体の内側から少しずつ体温を下げています。こちらの展示室のジャガーも、肉が入った氷に飛びついています。
こうやって飼育担当者が動物に合わせて、氷に興味を持ってもらえるよう工夫しているんです。
天候はもちろんですが、気温が上がると入園者の数にも影響があるそうです。
園内では、ミストシャワーなどで来園者にも暑さ対策をしています。
一方、家庭で飼う犬や猫にも「暑さ対策」が必要です。 ペットショップの店内には、熱中症対策や暑さ対策のポップが並びます。夏用のペット商品一番人気は「冷感マット」。アルミやジェル素材を使い、触るとひんやりする商品です。
暑い時期は日中の散歩は控え、朝晩の散歩の後は水分補給をしっかりすること、室内の気温をエアコンで調整することなどが大切だということです。
人も動物も、涼しい環境づくりが何よりの予防策。
水分や栄養の補給、室内の温度管理などで、残暑が続く、今の時期を元気に乗り切りましょう。