2025年5月27日 東スポWEB
「ペットとの共生イベント」のフィナーレトークショーに出席した松井一郎氏
元大阪府知事の松井一郎氏が27日、大阪・関西万博・大阪ヘルスケアパビリオンのリボーンステージで行われた「ペットと暮らす日本の今『その共生のかたち』のフィナーレトークショー」に出演した。
同ステージで26日から人とペットが共生する未来社会をテーマとしたイベントを行ってきた。
政界引退後、コメンテーターとして活躍、X(旧ツイッター)のフォロワー約42万人を誇る松井氏は「今日は、元知事とか元市長じゃなくて、猫2匹の父親として(登壇している)。今は引退してるから、(フリーターと)ユーチューバーやってるのよ。全然回れへん」と切り出した。
猫のトラを飼い始めたことで動物愛護への関心が高まったという。「僕は知事時代に動物愛護センターという保護猫を命を守りながら譲渡するという所と地域猫のルール作り、条例を作った。人と一緒に動物も共存できる。そういう事をやってきた」と振り返った。さらに「今から8年前、わが家のトラちゃんが来てね。トラちゃんに『僕の仲間をちゃんと助けるように』って言われたんですよ。それまであんまり動物愛護ってところに力は入ってなかったんだけど、一挙に力入れたね。役所の中びっくりしてた」と明かした。
最後に「今回の万博は『いのち輝く未来社会のデザイン』、これがメインテーマ。人も動物もこの地球上で人生最後まで自立して楽しめる。そのための課題を解決するのが万博の役割だと思ってます」と説明。さらに海外パビリオンについて「今もまだまだ命の危機に直面している地域もある。ウクライナだとかパレスチナとかイスラエルもいろいろと紛争の中にいる人たち。そのブースがこの万博にあります。それぞれの国の事情を世界の人に知ってもらいたい」と訴えていた。