2024年12月3日 NBC長崎放送
11月23日の午後10時半ごろ長崎県南島原市の住宅地で視聴者が撮影した動画・画像です。
夜中に犬が吠えるような鳴き声が聞こえ外に出てみると、そこにいたのは体長50センチほどの3匹の野生動物でした。
長崎市で有害鳥獣の対策などを行っている専門家によると…
ながさき夢ファーム代表社員・福山真尉さん
「手足がアナグマよりも長くて黒くて、耳も犬みたいにピンと立っていて、耳の周りは縁が黒くてアイマスクがある」
「間違いなくタヌキ」
動物の正体は「タヌキ」
一般的には人に危害を加えることはないということですが…
ながさき夢ファーム代表社員・福山真尉さん
「ゴミをあさりに来たりとか家庭菜園をあさりに来たりとか、石垣をひっくり返して昆虫を食べたりとか、タヌキはいたるところで目撃されています。追いかけたりして捕まえようとすれば、野生ですのでいろんな菌も持っていますので、何も近づかない触らない、追いかけ回さないとかそういうことが大事。そっとしておくのがいいだろうと思います」
タヌキは年中、姿を現すことがあるそうですが、タヌキに似たアナグマは秋から冬の時期にで出てくることが多いそう。
アナグマの場合は寒い冬に備えるため人間が生活する場所に出てきてエサを食べて冬ごもりに入るそうです。タヌキでもアナグマでも見つけた場合には決して近づかないのが賢明だということです。