2024年10月17日 HTB北海道ニュース
多頭飼育崩壊などで行き場を失い愛護団体に保護された猫たち。そんな猫たちの第二の暮らしを支える譲渡会が“意外な場所”で開かれています。
カメラに興味津々の猫に、ちょっとおとなしい猫も。
井元小雪記者)
「デパートの一角に猫がいるということなんですが、小さくてかわいいですよ!」
来場者)
「これ好きなんだ!」
子猫と触れあうことができるのは、大丸札幌店で開催中のイベント「猫を愛する人たち」。ここに集められた10匹ほどの子猫、実はすべて“保護猫”なんです。
NPO法人猫と人を繋ぐツキネコ北海道・滝澤礼奈副代表)
「今年は特に多頭飼育崩壊が多くて、今年だけでも8件、私たちのところで受けています」
行き場のない猫を保護し、新しい家族を探す活動を行う「ツキネコ北海道」。大丸札幌店で譲渡会を行うのは今回が初めてです。
譲渡会に来た人)
「どの子にしようかなと」
Qもらいにきた?
「考えている。甘えん坊がいい。先に1匹飼ってるので、その子と相性の合う子がいいかな」
「元気でかわいい。とにかく元気。こっちの子がいい」
会場では、猫のイラストが描かれたお守りやかわいらしいオブジェなどのグッズも販売。また、不要となったエサを回収して活用する「フードドライブ」も実施されています。
譲渡会に来た人)
「家族がみんな(猫が)大好きなので、家族をつなげる動物かな。家族の一員」
Q連れて帰る?
「来るかい?うちに」
NPO法人猫と人を繋ぐツキネコ北海道・滝澤礼奈副代表)
「やっぱり札幌駅にあってアクセスがとてもいい環境にあるので、たくさんの方がいらっしゃっていただけるなと思って、とてもありがたい」
このイベントは10月22日(火)まで開催されています。