がりがりに痩せたジャック・ラッセル・テリア おっちょこちょいの老犬はみんなを笑顔に変える 心優し | トピックス

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2024年7月3日 まいどなニュース

 

今年春に保護された10歳ほどのメスのジャック・ラッセル・テリア、花菜

 

2024年春、神奈川県動物愛護センターにメスのジャック・ラッセル・テリアが収容されました。推定10歳ほどのメスで、後に職員によって「花菜(はな)」と名付けられました。

 

どんな経緯でセンターに収容されたのかはわかりませんが、人馴れし、聞き分けも良いことから、飼い主から意図的に棄てられた可能性が考えられました。また、収容されるまでどれだけ放浪していたのかはわかりませんが、ガリガリに痩せていました。

 

「別に悪いこととかしてませんよね」

 

支援フードをぱくぱく

保護したアイドッグ・レスキュー隊では、まず花菜にたっぷりの栄養を取ってもらおうと、事務所に連れて帰りました。スタッフは用事を済ませるため、花菜をフリーにして遊ばせていましたが、その間に花菜は事務所内の支援フードを自ら見つけて食べ始めました。「これ食べちゃいました」「別に悪いこととかしてませんよね?」と悪気がなさそうな花菜に、スタッフも叱る気になれず、笑ってしまいました。

 

その後、預かりボランティアさんの家に迎え入れられてからも、花菜はまたもご飯を見つけて勝手にぱくぱく。トイレの際も「私できてます」という表情をしながら、トイレシートからはみ出してしまうこともあり、そのマイペースさとおっちょこちょいな姿に周囲は笑顔が絶えませんでした。