子どもたちが動物の命について学ぶ「動物愛護カルタ」 啓発の輪が楽しく広がる | トピックス

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2024年6月5日 HIROSHIMA NEWS TSS

 

 

TSSのふるさと通信員から届いた話題です。
動物の命について学んでもらおうと広島県東広島市で動物愛護の啓発をしている団体がカルタを制作し子どもたちに届けました。

先月末、東広島市の放課後児童クラブに届けられたのは東広島市で保護犬・保護猫の譲渡会などを行う団体が作ったカルタです。

 

<カルタで遊ぶ様子>
「ケガをした犬や猫見つけたらすぐ電話!」
(子どもがカルタを取る)
「あ~」

読み札では、飼い主のマナ―や保護された犬や猫に関する知識を紹介していて、絵札の裏には、詳しい解説も書かれています。

「さ」の読み札では、不妊去勢手術を済ませた猫の耳に目印として桜の花びらのような切り込みを入れることが紹介されています。

 

【小学2年生・河名 愛さん】
「さくら耳という(言葉があるという)ことは知らなかったけれど、そんなことがあるんだって思いました」

【ワンハート制作委員会・古賀木綿子 代表】
「子どもさんに限らず大人の方にも、たくさん手にとって遊んでもらえたらいいなと思っているんですが、啓発の輪が楽しく広がっていくとすごく嬉しいなっていうふうに思っています」

カルタは、先月県内すべての放課後児童クラブに配られたほか、販売もしていて、売り上げは保護された犬や猫の医療費などに充てられるということです。