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2023年4月3日 読売新聞オンライン

 

太地・くじらの博物館 職員ら供養祭

 

 太地町立くじらの博物館で2日、飼育中に死んだ動物の供養祭が行われ、飼育スタッフや職員約40人が 冥福めいふく を祈った。

 

 生存中の功績をしのび、残された動物の長生きを祈念しようと、1980年から毎年、開館記念日(4月2日)に行っている。

 

 開館前、スタッフらが屋外の供養碑前に整列。僧侶の読経に合わせ順番に焼香し、静かに手を合わせた。稲森大樹館長は「供養祭は動物の命と向き合う時間。冥福を祈るとともに、生きている動物たちのより豊かな暮らしと長寿を願いたい」と話した。

 

 同館では3月31日現在、鯨類9種36頭、魚類と無脊椎動物計91種1081匹を飼育。2022年度は約13万8700人が入館した。