松山市、GCFで動物愛護推進事業に寄付募る 新施設整備や猫の不妊・去勢に活用 | トピックス

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2022年8月2日 愛媛新聞社







 松山市は、ふるさと納税の仕組みを利用したガバメントクラウドファンディング(GCF)で、動物愛護推進事業への寄付を募っている。集まった寄付金は松山総合公園内に新たな動物愛護管理施設を整備する財源と、猫の不妊・去勢手術の補助金に充てる。

 目標額1200万円で募集期間は12月末まで。市内外の個人、企業・団体が対象で、市民が寄付しても税控除が受けられる。返礼品はない。

 新施設は公園の管理棟の一部を改修するなどして事務所、啓発事業に使用するほか、近くに収容施設を新築し、診察室や引き取り希望者とのマッチングスペースなどを設ける。災害発生時に飼い主が分からない犬や猫を預かる機能も想定している。2022年度に設計し23年度に着工、完成予定。事業費は概算で約2億3千万円を見込む。

 寄付は「ふるさとチョイス」のGCF専用サイトや市保健所生活衛生課の窓口などで受け付ける。問い合わせは同課=電話089(911)1807。