【ウクライナ危機】ペットおよびペット同伴家族への緊急支援を開始 | トピックス

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2022年 ピースウィンズ・ジャパン






ネクストゴール達成のお礼と今後の目標について

 

4月13日(水)に、私たちの最初のゴール700万円(約5万ユーロ)を達成、そして本日15日には第二目標として掲げていた1400万円をも達成することができました。プロジェクト開始から1週間余りで第一目標、さらにその週のうちに第二目標までも達成できたこと、支援者の皆さまのウクライナの方々およびペットへ対する想いとご寄付に厚く御礼申し上げます。
 
ロシア侵攻によるウクライナ危機はまだ続いており、仮に停戦が実現しても支援は長期的なものになります。困難な支援が続きますが、これからも最大限安全を確認しながらペットおよびペット同伴家族の支援、そしてここからは、日本にペットを連れて避難されて来た方々へ、ペット検疫にかかる費用への支援プロジェクト※もあわせて続けて参ります。
※…詳細はこちらの記事(←新着リンク:
https://readyfor.jp/projects/pwjUkraine_for_animals/announcements/211801

)も併せてご参照ください。

 

当初の想定では、ウクライナ現地での支援だけでも、半年間で2900万円ほどは必要となる想定でした。さらに、日本へ避難されて来た方々へのご支援も進めていくことにより、想定よりも多くの資金が今後必要となる見込みです。

 

度重なるお願いではございますが、新しくネクストゴールを3,000万円と設定させていただき、より多くのペットおよびペット同伴家族の支援、日本におけるペット検疫にかかる費用の支援につなげていきたく考えています。

 

|寄付金の使途

・人件費(プロジェクトマネージャー、ドライバー、飼育スタッフ、獣医師、日本国内スタッフ)
・シェルター運営費(敷地レンタル、フード、光熱費、犬小屋、清掃周り含む)
・車両(バン)購入費 2台 および燃料費
・支援物資購入費

・【4月15日追記】日本にペット連れで避難されて来た方々へ、ペット検疫にかかるコスト負担

(日本では狂犬病予防法に基づき、最長180日間、動物検疫所で検査を受けることが義務付けられています。さらに1日3000円の餌代や飼育施設の光熱費は飼い主(避難民)が負担することとなり、最大で約54万円の費用がかかります。支払えない場合、殺処分の対象となる可能性があります。参考:https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000251502.html

 

第二目標の時点で掲げた目標から大きく変わりはありませんが、これらを長期間継続していくため、また、日本へペットを連れて避難される方々へのご負担をできる限り減らしていくため、どうかご理解賜れますと幸いです。また、今後も状況に応じて必要となる金額など変動も想定されますこと、改めて何卒おふくみおきいただければ大変幸いです。

 

今後も、現地での状況やペット検疫にかかるコストにおける支援内容の詳細については、随時新着情報を更新の上、情報を皆様と共有しながらプロジェクトを進めてまいります。ぜひ、新着情報もあわせてご覧ください。
 
ウクライナの人々、ウクライナの動物のために、これからもご支援いただいた皆さまと今、できることを続けて参ります。
 
引き続き、よろしくお願いいたします。

 

ピースウィンズ・ジャパン スタッフ一同