「米、カブールに犬51匹捨てて行った」…ペンタゴン「われわれの犬ではない」 | トピックス

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2021年9月1日 中央日報








米軍がアフガニスタンから撤退する過程で数十匹に達する軍犬を捨てて離れたという主張が提起された。米国国防総省は事実ではないと否定した。

先月31日(現地時間)、FOX(フォックス)ニュースは非営利団体「Veteran Sheepdogs of America」の代表者であるジョシュア・ホスラー氏の主張を引用して「非営利団体が契約軍犬を避難させるために努力している」と報じた。

契約軍犬は米軍の所属ではないが、米軍の任務を補助するために使われた軍犬を意味するとみられる。51匹に達する軍犬を米軍が捨てて離れ、このためにこの団体がこの犬を世話しているという内容だ。

この団体は先月29日、ツイッターを通じてアフガン・カブール空港のヘリコプターの前に置かれた12個以上のゲージの写真を投稿した。ホスラー氏は米軍撤退後に捨てられた犬のうちの一部に過ぎないと主張した。

動物救護団体「American Humane」も声明を出して「米国政府がアフガン・カブールから離れる際に米軍と任務についた勇敢な犬を敵の手で拷問・殺害されるように置いておいたという報道に凄惨さを感じる」と明らかにした。

続いてこの団体は「勇敢な犬は軍犬と同じように危険な中でも命を助ける仕事をする」とし「今の境遇よりはるかに良い運命を持つ資格があった」と米軍を批判した。FOXニュースは別の報道を通じても残された軍犬に関連して政府は回答しなければならないと再度批判した。

結局、米国防総省が公式立場を出して反論した。ジョン・カービー報道官は「誤った報道を正したい」とし「米軍は報道に出てきた犬を含めて移動場に入った犬をカブール空港に置いてきてはいない」とした。

カービー報道官は「ネット上に出ている犬はわれわれの所管ではなく、『カブール・スモール・アニマル・レスキュー(Kabul Small Animal Rescue)』という団体の所管」と説明した。