ハスキー犬を道端に捨てた男が動物虐待の疑いで逮捕される | トピックス

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2021年7月27日 女性自身







Instagramで1本のビデオが注目されている。


そのビデオに映っているのは道端に停まったSUV。その横で、男性がハスキー犬につけたリードを外している。男性はそのまま車に乗って走り出したが、置いていかれたハスキー犬は車を必死に追いかけているのだ。


ビデオは100万回以上再生され、悲痛なコメントが相次いで書き込まれている。


《胸がつぶれそう》

《こんなことができる人間がなぜ存在するのか理解できない》

《こんな暑くて水もないところに……》

《なんてかわいそうな子。走り始めたのを見て泣いちゃった》


投稿から数日が経った7月23日、テキサス州エルパソ在住のルイス・アントニオ・カンポス(68)が動物虐待の容疑で逮捕されたと、The Independentが報じた。カンポスは犬を捨てた際に車に乗っていた2人のうちの1人で、この事件で少なくともあと1人の逮捕者が出る見込みだと当局は発表している。


地元紙El Paso Timesによると、犬は動物愛護団体「Pawsitive Rescuers of El Paso」などによって救助され、すでに新しい家族のもとに引き取られたという。生後10カ月前後だというこのハスキー犬は、イヌイットの言葉で「ホッキョクグマ」を意味する「ナヌーク」と名付けられたそうだ。


Instagramの投稿には、問題のビデオを撮影したのは動物レスキュー隊に所属する女性だったと記されている。現場近くで動物の遺棄事件が多発していることからパトロールをしていたようだ。