2021年3月21日 マイナビニュース
多くの動物がペットとして人間と共にに暮らし、家族の一員として幸せな日々を過ごしています。一方で、恵まれない環境に追いやられる数多くの動物たちがいます。動物を“救う”とはどういうことなのか……。そんなことを考えさせられるツイートに、たくさんの”いいね”が集まっていました。
それが、宮路ひまさん(@miyaji_48_)の投稿です。
動物愛護には3種類ある。(@miyaji_48_より引用)
動物を保護してあげたい、飼いたいという気持ちがあっても、色んな事情から今は飼えない……、そんな人たちを「素晴らしい」と称えるツイ主さん。飼うことだけが動物を愛護するということではないんですね。この投稿に、「そうか、私も動物愛護に一役買ってるんだ!! ありがとう」と感謝の声が寄せられていました。
ツイ主の宮路ひまさんにインタビューしてみました。
ツイ主さんに聞いてみた
―― こちらの発想に至ったきっかけなどがありましたら、教えてください。
宮路さん:犬猫まんがブログをやっているのですが、動物好きな読者さんが多く、しかしながら今は飼うことができない環境にいて、行き場のない犬猫を保護したりできず心苦しい……というコメントをいただくことが以前から多数あり、「そんなことを気にしなくていいんだよ! 無理して保護したり飼うことだけが動物愛護の形じゃないと思う」という私なりの気持ちを伝えたくて描きました。
―― 宮路さんご自身も柴犬のどんぐりさんと、三毛猫のたんぽぽさんを飼われていると思います。動物、ペットの魅力について、思うところを教えてください。
宮路さん:ただそこに居てくれるだけで精神的にすごく癒し、支えてくれます。もはや生活の一部になっていていない暮らしは想像できないですね。
―― 最後に、今回のツイートが反響を生んでいることについて、率直な感想をお聞かせいただけますか?
宮路さん:私はたまたま1猫保護しただけの一飼い主の立場でしかないので、「偉そうなこと言うな!」と受け取られる方もいるだろうと思っていました。実際にはそんなこともなく、心が軽くなった、救われるような気持ちになり嬉しかったなどと言っていただけて、かえって恐縮でした。こちらこそ嬉しかったです。
無理な状況で飼わないことが、多くの動物を救うことになる。多くの人の心に響いたのではないでしょうか。