【ボート】見慣れないシールが…女子選手たちの動物愛護活動 | トピックス

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2020年8月10日 デイリー







「レース記者コラム・仕事 賭け事 独り言」 今年の7月半ばにまるがめで行われた「ヴィーナスシリーズ・ブルーナイターエンジェルCUP」でとても興味深い話を聞いた。

  女子選手十数人がヘルメットにおそろいのシールを貼っていた。見たことのないロゴ、マークだったので、近くにいた池田明美に聞くと「エイベット(avet)という、動物と人が幸せに共存できる社会を目指して活動している団体のシールなんです。ヘルメットの曲面に貼れる新しいシールを頂いたので、賛同してもらっている選手に配って貼ってもらったんですよ」とのことだった。 

  以前、女子選手たちが動物愛護に携わる活動をしていると聞いたことがある。詳しく調べてみると、このエイベットは野良猫が増えないように捕獲して避妊、去勢手術をしてから元の場所に戻す『TNR活動』や、保護された動物とずっと一緒に暮らせる里親をつなぐ『マッチングプロジェクト』、獣医師が動物たちの正しい世話の方法や生活に役立つ知識を動画で紹介する『ねこっぴとチャンネル』の運営などを行っていた。 

  池田明美は「4、5年前からこの活動に参加しています。自分たちにできることは何かと考え、江戸川、浜名湖、津、住之江、徳山でチャリティーイベントを行いました。現在の状況ではイベント開催はできませんが、少しでも多くの人にこれらの活動が広まってほしいですね」と熱く語っていた。 

  加藤綾も「池田明美さんや長嶋万記さんから話を聞いて興味が湧きました。1匹でも多く幸せになってほしい」とすぐに賛同したらしい。 写真を撮るために声をかけると、全員ではないが西岡育未、田口節子、大山千広、前原哉、深川麻奈美、宇野弥生、柳沢千春、池田明美、加藤綾、倉持莉々がすぐに来て並んでくれた。 

  女子ボートレーサーならではの結束力を垣間見ることができた。こういったチャリティー活動は本当にいいこと。少しでも興味がある人は『エイベット(avet)』を検索してください。(まるがめボート担当・土屋 景)