京都府は、80代の男性がマダニにかまれて重度の感染症にかかったと明らかにしました。男性は、意識不明の状態です。京都府によると、府の北部に住む80代の男性は、高熱などで6月28日から入院していましたが、下痢や血小板が減少するなどの症状が出たため検査を行いました。その結果、マダニに咬まれたことで感染する「重症熱性血小板減少症候群」にかかっていることがわかったということです。男性は「草むらに入ってダニに刺された」と話していて、現在は人工呼吸器を装着し意識不明の状態です。マダニの多くは春から秋にかけてが活動期で、京都府は草むらなどに入る際は、長袖・長ズボンを着用したり虫よけを使ったりして対策を取るよう呼びかけています。
2020年7月3日 8カンテレ