牧羊犬が病死や体調不良、開催ピンチに追い込まれた「シープドッグショー」 | トピックス

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2020年7月2日 読売新聞








群馬県の伊香保グリーン牧場(渋川市)の人気イベント「シープドッグショー」の開催がピンチに陥っている。牧羊犬5匹のうち3匹が病死したり、体調不良になったりしたためで、週末や祝日に1日4回行っていたショーは2回に減らした。コロナ禍で売り上げは激減しており、同牧場は牧羊犬の購入費などに充てようと、180万円を目標とするクラウドファンディング(CF)で資金を募集中だ。 シープドッグショーは、放牧されたヒツジを牧羊犬が柵の中に追い込むものだが、今年2月以降、1匹が死に、ほかの2匹も体調不良でショーに出られなくなった。さらに、コロナ禍で4~6月は通常の営業がほとんどできず、特に5月の売り上げは前年同月の2%にまで落ち込んだ。 ファンの要望もあり、同牧場はニュージーランドから牧羊犬2匹を購入し、訓練を続けている。この経費や動物の飼育費・医療費に活用するため、CFでは1口3000円から資金を募り、額に応じて入場券やシープドッグショー観覧券を贈る。 資金の募集は今月末まで。申し込みはインターネットの専用ページ(https://camp-fire.jp/projects/view/290772)へ。