「動物たちのエサ代だけでも」新型コロナで経営ピンチのノースサファリサッポロ | トピックス

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2020年5月7日 北海道ニュースUHB






普段なら動物と触れ合える北海道札幌市のノースサファリサッポロですが、新型コロナウイルスの影響で苦しい経営状況が続いています。そんな中、動物たちも営業再開を待ちわびていました。

 札幌市南区のノースサファリサッポロ。4千5百平方メートルを超える敷地に、約70種類の動物と触れ合うことができる、北海道初のサファリパークです。

 ノースサファリサッポロ 目黒園長:「本来、年間パスポートはやっていなかったが、緊急事態ということもあって、こういうことを行っている」

 ノースサファリサッポロは、新型コロナウイルスの影響で4月1日から休園中。

 苦しい状況が続く中、動物たちのエサ代だけでも確保しようと考えついたのが、支援パスポートです。

 支援パスポートは1万円で販売され、2021年11月末まで、2人まで入場無料になります。

 支援パスポートを購入すると、いろいろな特典がついています。その1つが、ライオンにエサをやれることです。

 ライオンの近くで肉を食べさせるというスリリングなサービス。

 さらに、人気者、アミメキリンの福君にニンジンを食べさせる体験のサービスなどがついています。

 一方、長引く休園に動物たちは…。

 小出昌範記者:「初めまして」

 ノースサファリのスーパースター、ヒカリさんとソラ君。ソラ君が取り組んでいるのが…

 ノースサファリサッポロ 飼育員:「この子は、お絵描きの練習をしようかと思っています」

 飼育員と絵を描く特訓です。ソラ君が描いた絵がこちら。

 Q何を描いたのですか?

 飼育員:「きょうは宇宙をイメージしたみたいです」

 開園を待ちわびる動物たちと飼育員たち。

 少なくとも5月15日まで休園を決めています。

 ノースサファリサッポロ 目黒園長:「動物たちを守っていきたいので、皆様に協力していただきたい。どうかよろしくお願いいたします」

 ノースサファリサッポロの支援パスポートは、3千枚限定で販売されます。