
【バンコク時事】タイ北部の国立公園で死んだ野生のシカの胃から、プラスチックなど約7キロのごみが見つかった。
タイでは死んだ動物の体内から相次いで大量のプラごみが出てきており、レジ袋などプラスチック製品の利用見直しを求める声が強まっている。
シカは体重約200キロの雄で推定10歳以上。天然資源・環境省によると、痩せ細って毛が抜け、ひづめが欠けた状態で25日に見つかった。
プラごみは特に第1胃に多く、ポリ袋のほかインスタントコーヒーの袋やカップ麺の調味料の袋が発見された。体内からは下着やゴム手袋も出てきた。長期間にわたって餌と間違えて食べ続けたとみられ、公園当局は「園内でのプラスチック製品利用への取り締まりを強化する必要がある」と危機感を募らせている。
タイでは死んだ動物の体内から相次いで大量のプラごみが出てきており、レジ袋などプラスチック製品の利用見直しを求める声が強まっている。
シカは体重約200キロの雄で推定10歳以上。天然資源・環境省によると、痩せ細って毛が抜け、ひづめが欠けた状態で25日に見つかった。
プラごみは特に第1胃に多く、ポリ袋のほかインスタントコーヒーの袋やカップ麺の調味料の袋が発見された。体内からは下着やゴム手袋も出てきた。長期間にわたって餌と間違えて食べ続けたとみられ、公園当局は「園内でのプラスチック製品利用への取り締まりを強化する必要がある」と危機感を募らせている。