大腸菌に感染し2歳児死亡、祭りで動物と接触 米サンディエゴ | トピックス

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2019年7月1日 CNN.co.jp







米カリフォルニア州サンディエゴ郡で、子ども4人が大腸菌に感染し、このうち2歳の男の子1人が死亡した。郡の祭りで接触した動物から感染したとみられる。

郡が先月28日に出した声明によると、感染した子どもの年齢は2歳から13歳。4人のうち死亡した2歳の男の子を除く3人は病院での手当てを受けなかった。男の子の死因は感染に伴う合併症だった。

郡の祭りの会場には動物と触れ合えるエリアが設置されており、子どもたちは4人ともそこを訪れていた。感染が報じられて以降、同エリアは一般公開されていない。

大腸菌に感染すると、胃けいれんや下痢、嘔吐(おうと)といった症状が現れる。軽度で済むこともあれば命にかかわる場合もある。年代を問わず感染し、幼児や高齢者は重症化しやすい傾向にある。

サンディエゴ市は先月8日以降症状が出た人たちに対し、医療機関に報告するよう求めている。疾患を引き起こす大腸菌は汚染された水や食べ物、人や動物との接触で感染する恐れがある。