猫、猫…ふんの山、共食いも 多頭飼育崩壊の現場 | トピックス

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2019年6月19日 朝日新聞デジタル








ペットの犬や猫が増えすぎて、飼い主が対応できなくなる「多頭飼育崩壊」が山形県内でも相次いでいる。犬や猫の適正飼育の啓発や相談受け付けなどを行う愛護団体「置賜動物愛護推進連絡会」の代表山村牧子さん(48)に同行し、南陽市の現場を取材した。

猫の毛やほこりがこびりついた床の上を歩くと毛が舞い上がる。

 8畳ほどの居間で、山村さんがエサを補充すると猫が10匹ほど集まり、身を寄せ合ってエサを食べ始める。傍らには白骨化した猫の死骸。共食いしたとみられる。

 台所と居間を仕切る引き戸の木枠は猫が爪を研ぐため、すっかり細くなっていた。居間の窓際にはふんが20センチほど積み上がる。その上で差し込む光を求める猫たちが日なたぼっこをしていた。

 「猫は本来、きれい好きな動物なんだけどね」。山村さんはそうつぶやいた。


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