三重県内で保護されていた猫を盗んだとして、1日、窃盗の疑いで同県桑名市の男(54)が逮捕された。ネットからは男の非道な行為の数々に、怒りの声が相次いでいる。
■「懐かないので捨てた」
男は3月16日午後3時ごろ、鈴鹿市の30代女性が世話をしていた猫1匹を小屋から盗んだ容疑が持たれている。設置された防犯カメラには、男が暴れる猫の首にひもを括り連れ去る様子が映されていたという。
また別の日の映像には、この男が別の猫を蹴るなど虐待している姿も残されていた。男は「猫を飼いたかったが金がなかった」と容疑を認めていて、連れ去った猫については「懐かないので捨てた」と供述しているとのこと。
女性は取材に対し「本当にやったのなら、きちんと罰を受けて」と話しているそうだ。
■「虐待目的」と非難轟々
男の身勝手な行動に、ネットからは「傷つけないで」「完全に虐待目的」と怒りの声が相次いで上がっている。
■7割「動物虐待は厳罰化すべき」
しらべぇ編集部は全国の20代~60代の男女1,537名に「動物虐待やペットの廃棄を厳罰化すべきだと思うか」調査を実施。その結果、6割以上の人が現行法では軽すぎると考えていることが分かった。
「飼いたい」と願いながら、一方で「蹴る」などの乱暴な行為に及んだ男。生き物を虐待するという行為は、いかなる理由があっても許されない。連れ去られた猫が、一刻も早く無事に保護されることを願いたい。