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2019年2月26日 しらべぇ





毒薬を混ぜたキャットフードを猫に与えて殺した疑いで、神奈川県警は25日「動物愛護法違反」容疑で、29歳の男が書類送検された。

 

■猫の餌に殺虫剤

書類送検された29歳の無職の男は、昨年11月中旬、神奈川県相模原市の相模川河川敷に、殺虫剤を混ぜた餌を与え、猫3匹を中毒死させた疑いがもたれている。

そのほか近くの住宅街駐車場では、1体の猫の死骸が見つかり、また別日には相模川の高田橋の下で1体の死骸も発見されたそうだ。



■「昔から猫が嫌いだった」

「ランネート」と呼ばれる薬品により、猫は死に至ったと見られている。これは、殺虫剤や農薬として使用されている毒薬だ。

猫の死骸が発見されたあと、インターネットもの掲示板に「猫を毒エサで殺した」などと書き込みがあり、関与が浮上。また、男のパソコンからは書き込みの記録や猫の画像などが消された形跡が見つかったそうだ。

男は容疑を認めており、「仕事のストレスと、昔から猫が嫌いだった」と話しているという。

■「イカれてる」「重い罰を」

この残虐で報道には「自分より弱いものの命で発散すんじゃない」など、怒りの声で溢れている。

「仕事のストレスなんか、みんな抱えてる。自分より弱いものの命で発散すんじゃないよ!」

 

「猫が嫌いなら近づくな。殺虫剤を混ぜてやろうなんて考えがイカれてる」

 

「小さな命を殺した挙句、写真も撮ってネットで書き込みして強くなった気になるわけ? 全く理解できない。重い罰をお願いします」

 

■4人1人が「ストレスが原因で…」

しらべぇ編集部は、全国20〜60代の男女1,589名を対象に調査を実地。「ストレスが原因でいつもの自分ならしないであろう行動に及んだことがある」と回答したのは、全体の29.3%であることがわかった。


多くの人がストレス社会の片隅で生きている。およそ3割はストレス発散で普段はしないような行動を起こすこともあるのだろう。

しかし、買い物で散財、暴飲暴食、自分の部屋のものを壊すなど、人に迷惑をかけない行動範囲でおさめるべきだ。言うまでもなく、ストレスを原因に自分より弱いものの命を奪うことは決して許されるべきことではない。