保護猫33匹の手術に協力 名古屋市獣医師会 | トピックス

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2018年6月21日  中日新聞

 

 

 名古屋市北区の市営住宅を強制退去処分となった四十代の女性方から保護された猫の避妊・去勢手術に、市獣医師会(中区)が協力する。市が二十日に発表した。

 

 女性方から見つかった猫四十四匹は、千種区の市動物愛護センターで保護されている。河村たかし市長の意向で殺処分はせず、新しい飼い主を探しており、一部の猫は既にセンターで手術を受けた。

 

 同会は十五日に協力を申し出て、三十三匹を十七の動物病院で手術する。その後、センターが猫の健康状態や適応などを見て順次譲渡する。

 

 同会の荻曽(おぎそ)敏之会長は「早く手術をして、新しい飼い主が飼いやすいように協力する。一匹でも二匹でも幸せになってもらいたい」と話した。

 

 (中山梓)