「子犬工場」問題で告発状を受理 坂井西署、虐待など疑い | トピックス

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2018年4月7日 午前7時00分  福井新聞ONLINE

 

 

 

福井県警坂井西署=福井県坂井市三国町緑ケ丘4丁目

福井県警坂井西署=福井県坂井市三国町緑ケ丘4丁目

 

 福井県内の動物販売業者が一時犬猫約400匹を過密状態で飼育、繁殖するなどしていた問題で、県警坂井西署は4月6日までに、業者と飼育員に対する動物愛護管理法違反(虐待)や狂犬病予防法違反容疑の告発状を受理したことが捜査関係者などへの取材で分かった。3月26日付。

 

 告発状は3月1日、公益社団法人日本動物福祉協会(JAWS、本部東京都)が提出した。

 

 告発状などによると、業者と飼育員は少なくとも2017年12月、同県坂井市の動物飼育施設で、犬と猫を狭いケージに入れたり、コンクリートブロックのマス内に50匹以上の過密状態で入れたりし、悪臭がするなどの劣悪な環境で飼育したなどとされる。

 

 この問題に関連して同協会は3月19日、中川雅治環境相に陳情を行い、現行法の適切な運用を環境省から福井県に対して指導するよう求めた。