アラスカで恒例の犬ぞりレース、声援と抗議の声が入り混じる | トピックス

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2018年3月5日 / 11:59  REUTERS

 

 

[アンカレッジ(米アラスカ州) 3日 ロイター] - 米アラスカ州アンカレッジで3日、「アイディタロッド」と呼ばれる犬ぞりレースの正式スタートを翌日に控え、11マイルを走行するお披露目のセレモニーが行われた。

例年通り、翌4日にウィローで正式にスタートし、アラスカの雪原を約1000マイル(約1600キロメートル)駆け抜け、北端の町ノームを目指す。

ただ、昨年のレースで、優勝者のイヌからオピオイド系薬物の陽性反応が出たこともあり、犬ぞりレースに批判的な意見も強まっている。

動物愛護団体は、昨年のレースで犠牲になったイヌたちの墓標を設置するなどして抗議活動を展開した。

また、石油依存度の高いアラスカは現在経済的に厳しい状況にあり、優勝賞金は昨年の約75万ドル(約790万円)から50万ドルに引き下げられた。