2017年11月28日火曜日 河北新報 ONLINE NEWS
完成した絵馬を見つめる飯塚さん
「干支大絵馬揮毫(きごう)」が27日、秋田市川尻総社町の総社神社であり、来年のえと「戌(いぬ)」を題材にした巨大絵馬が完成した。
同市の水墨画家飯塚洋三さん(84)が、秋田杉で作られた縦約2.7メートル、横約3.6メートルの絵馬に、約5時間かけて秋田犬の親子5匹が元気に戯れる様子を描いた。
絵馬には「歩けば思わぬ発見がある」と書いた。飯塚さんは「黙っていては人生に変化は起きない。積極的に足を運ぶことで、すてきな出会いがあり、情報にも巡り合えるはずだ」と話した。
地域発展を願う大絵馬揮毫は1992年に始まった。12月3日、地元の子どもたちが参道沿いに絵馬を奉納する。