2017/08/01 11:06 HOKKAIDO NEWS LINK
野良猫の不妊手術費の助成などを求める要望書と3401人分の署名を青山市長(左)に手渡す芳賀代表(右から2番目)ら
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猫の殺処分ゼロを目指す室蘭の市民団体・猫色ボランティア会室蘭(芳賀直美代表)と動物愛護の市民有志グループ・ハッピーアニマルライフ(平賀由美代表)が7月31日、野良猫の不妊手術費の助成を求める要望書と3401人分の署名を青山剛市長に手渡した。 芳賀、平賀両代表らメンバー4人が市役所を訪問。要望事項は「飼い猫の避妊・去勢手術の推進」「飼い主が特定できない猫の避妊・去勢手術に対する助成金」の2点。署名は昨年6~8月の3カ月間で集めた。 芳賀代表らは「飼い猫に不妊手術をせず、外の猫に餌やりをする人がいて、繁殖やふん尿に関するトラブルが多い」などの現状、行政窓口へ寄せられた相談にサポート対応していることを青山市長に伝えた。 青山市長は「助成についてはすぐに明言できないが、思いを十分に受け止めたい。保健所など関係機関と連携し、飼い主の責務をしっかり啓発したい。今後も情報共有していきたい」と述べた。 芳賀代表は地域住民が野良猫の不妊手術費を出資し、増えないよう管理する「地域猫活動」が、市内一部地域で効果を上げていることを伝え「市でバックアップしてほしい」と切実に訴えていた。 |