伊ホテル雪崩、子犬3匹を5日ぶり救出 生存者発見の期待高まる | トピックス

トピックス

身近で起こっている動物に関する事件や情報の発信blogです。

AFP=時事 1/24(火) 4:58配信
{55D1F2A8-4DC8-4986-86B0-E1D5AE0BDA68}
イタリア中部ファリンドラ近郊で、雪崩に
巻き込まれたホテル・リゴピアノから救出された
子犬を抱く消防隊員。
地元消防当局提供(2017年1月23日提供)。
【翻訳編集】 AFPBB News
 
【AFP=時事】イタリア中部ペスカーラ(Pescara)県で大規模な雪崩に見舞われた
ホテルの内部から23日、5日ぶりに3匹の
子犬が救出され、依然行方不明になって
いる22人の中にも生存者がいるかも
しれないとの期待が高まっている。
 
 救出されたのは、白く長毛なマレンマ
シープドッグの子犬3匹。
18日に雪崩が直撃した同県ファリンドラ(Farindola)村近郊のホテル・リゴピアノ(Hotel Rigopiano)で昨年12月に
誕生していた。
親犬のルーポとヌーボラ(イタリア語で
狼と雲の意)は難を逃れ、被害の翌日に
近隣の村で発見された。
 
ある消防隊員は、倒壊したホテル内に
まだ空洞部分が残っていることが
子犬の発見により示唆されたとして、
「命の重要な兆候であり、希望を
もたらしてくれる」と語った。
 
だが23日夕方には新たに女性1人の
遺体が収容され、これまで確認された
死者数は7人となった。
 
一方、インターネット上では、
雪崩発生の数時間前にホテル側が
地元当局に助けを求めるため送った
電子メールが話題を呼んでいる。
 
メールでは雪崩の可能性には言及して
いないものの、同地が地震に見舞われ、
雪によってホテル内に閉じ込められた
利用客らにパニックが広がっていると
伝えていた。【翻訳編集】 AFPBB News