毎日新聞 11/9(水) 8:28配信
香川県は、4月の熊本地震で
飼い主が被災して飼い続けることが
困難となった犬1頭を受け入れた。
熊本では「ぎんちゃん」と呼ばれて
育てられた雑種の中型犬で、9日から
先着順で新たな飼い主を募る。
=香川県提供
熊本地震後、県は熊本市動物愛護
熊本地震後、県は熊本市動物愛護
センターで飼われていた犬1頭を
受け入れ、県内で飼い主を募った。
ただ、飼い主が被災した犬を
受け入れるのは今回が初めて。
熊本県から依頼があったという。
ぎんちゃんは推定5歳の雄。
ぎんちゃんは推定5歳の雄。
毛は黒茶色で、狂犬病予防接種や
混合ワクチン接種も済んでおり、
指示すると「お座り」もできる。
災害時のペットについて環境省は
飼い主との「同行避難」の方針を
示し、飼い主には平時からしつけや
健康管理に努めるよう求めている。
ぎんちゃんは7日に香川県
ぎんちゃんは7日に香川県
動物管理指導所(高松市)に到着。
比較的元気なため、早速募集を
始める。対象は成人で、
講習会受講などが必要。
問い合わせは、県生活衛生課
(087・832・3179)。
【植松晃一】