スポニチアネックス [ 2016年10月16日 05:30 ]
長野県安曇野市豊科高家の「降籏
ライスセンター」で15日午前7時45分
ごろ、近くに住む会社員の三原治雄さん
(56)が、飼育しているクマに襲われ、
腕をかまれてその後死亡が確認された。
別の農業男性(39)も、外に出ていた
クマをおりに入れた際に腕などを
かまれ、軽傷。
安曇野署などによると、三原さんは
数年前から知人と共同で、雄と雌の
ツキノワグマ2頭を県の許可を得て
ペットとして飼育していた。知人が
病気で入院中のため、三原さんが
一人で餌を与えるなどの世話を
していた。
男性が発見した時、2頭のうちの1頭が
おりの外に出ていて、三原さんに覆い
かぶさった状態だった。三原さんは腕に
深い傷があり、血を流していたという。
おりは中に仕切りがあり、クマは1頭
ずつ飼育されていた。おりは破損は
しておらず、同署が熊がおりから出た
経緯などを調べている。