犬猫引き取り依頼に保留期間 県、1月導入 | トピックス

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2015年12月04日愛媛新聞onlineより

もう一度、命の重みを考えて―。

愛媛県は2016年1月から、
犬や猫の飼い主が松山市を除く
県内19市町で引き取りを
依頼した場合、原則2週間以上の
保留期間を設ける事前連絡制度を
導入する。

安易な引き取り依頼の抑制と
終生飼養への啓発強化が目的だ。

 現在は市町に引き取りの申し出が
あった場合、動物の老齢や疾病、
度重なる依頼といった拒否の要件に
該当しなければ引き取りを
決めているという。

 新制度では引き取りを依頼されても
保留し、2週間以上経過した日時を
指定。

期間中に、終生飼養の義務
▽ペットとの楽しい思い出
▽新たな譲渡先探し―などを
 考えるよう促す。
 
県によると、県動物愛護センター
(松山市東川町)には14年度、
松山市を除く19市町から犬や猫が
3865匹収容された。

うち飼い主から引き取ったのは
計362匹(犬250匹、猫112匹)
で約9%。



【写真】県動物愛護センターに
引き取られている犬
=3日午後、松山市東川町