10月19日産経新聞朝刊より
小学生 中西まなみ(12)
ある漫画を読んでいたら
「78円の命」という作文が
紹介されていた。
気になって調べてみると
私と同じ小学6年生が書いた作文で
ある大会で最優秀賞を取ったそうだ。
「78円」というのは
捨てられた犬や猫を保健所が
殺処分する時の、一匹当たりの費用だ。
捨てられ、身寄りがない動物とはいえ
命は尊い。
それがわずか78円で殺殺処分されるとは
私は、納得ができない。
毎年多くの犬や猫が殺処分されて
いるという。
その数が減らないのは、
ペットを捨てる人がいるからだ。
好きで飼い始めたのに
いらなくなったから捨てるなんて
あまりにも無責任だと思う。
事情があると思うが、親族や友人、
ボランティアに相談すれば
捨てずにすむはずだ。
ペットを飼う自信がなかったら
飼わない。
飼った以上最後まで世話をする。
責任を持って犬や猫を
飼ってほしい。
(奈良市)
*「78円の命」の作文は
こちらよりご覧ください。
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