2015年5月16日 9時54分livedoorニュースより
ここ数日、関東では5月とは思えない
ほどの暑い日が続いている。
このような暑い日に注意したいのは、
当然ながら「熱中症」である。
「熱中症」の厄介なところは、本人は
大丈夫だと思っていても、寝ている時に
脱水症状を起こしてしまなど、
自覚しにくい点だ。
特に、子どもやペットなどは、そもそも
自覚や危険のメッセージを
だせないので心配だ。
そのようなときにチェックしておきたい
サイトが環境省の無料で公開されている
「熱中症予防情報サイト」だ。
●各地の熱中症予測を色分け表示
環境省の「熱中症予防情報サイト」は、
熱中症を予防するために情報を提供して
いるサイトだが、その使いやすさは注目
すべきものがある。
まず、使い勝手がよい
利用ができる。
スマホでパソコン向けをわざわざ拡大して
見る必要がないのはありがたい。
さらに、注目したいのは、熱中症予測を
表示する「暑さ指数」マップを色分けして
くれていることだ。
具体的には
数字ではなく色分けならば、ひと目で
どのような状態なのかわかりやすい。
たとえば、表示が緑=注意なので、
「留守番しているペットにエアコンをセット
していこう」といった対策ができる。
また、「今日」のほか「明日」と「あさって」も
予測してくれるため、旅行や出張時の
熱中症予防にも対応できる。
さらに、スマホサイトでは、位置情報を
取得して付近の地図を自動表示してくれる
ため、わざわざ地域指定する必要が無い。
●温度が低くても、湿度が高い
日本は注意
熱中症予測に使われているのは、
「暑さ指数(WBGT)」と呼ばれるものだ。
これは、
実際の気温がそれほど高くなくても
「暑さ指数」により「注意」などになる
傾向がある。
したがって、単に気温だけを見て
熱中症対策を決めるよりも、より正確な
対策を立てられる数値なのだ。
●合わせて使いたいメールサービス
さらに指定した地域の「熱中症予測」を
メールでお知らせしてくれるサービスも
行われている。
地域や、熱中症危険度を指定しておけば、
指定した危険度に合わせてメールで
通知されるので、子どもやお年寄り、
ペットがいる家庭などは設定しておくと
便利なサービスだ。
「これぐらいは大丈夫」という思い込みが
最も危険な熱中症。気がついたら病院に
運ばれていたというケースも少なくない。
こうしたサービスを活用して、安全・快適な
夏を過ごして行きたいものだ。
・湿度
・環境温(日射・輻射(ふくしゃ)
・気温
の3つをベースとして取り入れた指標となる。
特に日本は湿度が高い地域となるため、
・水色 … ほぼ安全
・緑 … 注意
・黄色 … 警戒
・オレンジ … 厳重警戒
・赤 … 危険
となっている。
・パソコン向け
・スマホ向け
・携帯電話向け
と、普段持ち歩くどのガジェットからでも