こころとからだをゆるめて
あなたの才能を引き出す
ファシアリリースダンサー
成松 藍です
去年
離婚うつ
起業うつ
コロナうつ
で
私、誰からも必要とされてない…
って
人生最大に落ち込んでいたとき
一筋の光をくれたのが
私のバレエの先生だった
「来年スタジオが40周年の発表会だから
どうしても藍ちゃんに出て欲しいの」
その当時はレッスンも不定期にしか
出席できていなくて
産後のだるんだるんな身体だったのに
それでも
ちょっとだけでもいいから
お願いと
久しぶりに
誰かに必要とされた
ようやく
私じゃなきゃつとまらない
お役目をもらえた気がして
その時の気持ちを思い出すと
今でも泣いてしまうくらい
嬉しかった
フタを開けてみたら
ちょっとどころか
大変光栄な出番を
沢山いただいて
15年ぶりに
トゥシューズまで
履く羽目になって
20歳前後の頃の動きのイメージと
現在の現実のギャップに
落胆するばかりだけど
四季で学んだこと
さとう式で学んだことが
一度離れていた
バレエの世界に戻ったことで
どれほど好影響を
もたらしたか
良く分かるのが面白い
やっぱりバレエのメソッドにも
さとう式は通ずると
身をもって証明できます
40周年のお祝いに
華を添えられるように
まだまだ探求していきます
そして出演以外に
もう一つバレエの先生から
頼まれたことがあって
プログラムのデザインにも
ここ数ヶ月
没頭していました
実はこれも
20歳の頃
担当したことがあったの
当時はようやく
家庭にパソコンが普及しだした頃で
高校でもようやく
パソコンの授業が導入された世代
美術の授業で教わった
Photoshopが面白くて
親が自宅にパソコンを買ったとき
たまたまPhotoshopのソフトが
付いていたので
解説本を購入して
独学でずっといじくっていた
その拙い技術を駆使して
私が初めて
デザイン業者に依頼せずに
ゼロからプログラムをデザインして
印刷だけ発注するという
当時としては画期的なことを
やってのけてしまったら
先生はそのプログラムを
とっても気に入ってくれて
10年以上経っても
覚えてくれていたようで
今回もプログラムを
私にデザインして欲しいと
お願いされたのだ
だけどちょうど
パソコンが壊れて
当時は起業の熱も
下火な時だったので
iPadがあればいいや〜
とiPad Airを買ったばかり
どうしたもんかと考えていたら
IllustratorのiPad版がリリースされた
これなら出来るかもー!
と作業し始めるも
フォトショとイラレは
全くの別物だった
PC版を使ったことない上に
iPad版は出たばかりで
解説本も種類がないし
ネットのチュートリアルも皆無
最初はマジで
わからなすぎて
超イライラした
それでも触ってると
慣れてくるもので
楽しくなってくる
そうなると色々
遊びたくもなってくるけど
先生から依頼されてるものだから
私の遊び心は理解されなかったり(笑)
でも冷静に見ると
やっぱり余計なものって
要らないなって気づくから
客観的な意見は大事だね
なんやかんや葛藤しつつ
なんとかデザイン完成
最終的には
みんなが納得いく形に
出来たので良かった!
最近はアプリのテンプレートで
自分用のフライヤーをデザインして
ちょこっと印刷したりはしてたけど
大切な先生からの頼まれごとで
私個人の印刷物とは
携わる人数も
部数も桁違いで
なんかミスがあったら
どーーーーしよーーーーー
ひーーーーーー
こえーーーーーー
20歳の頃
こんなこと思わなかったな
無知ってやべーーーーーー
と悶えながら
発注
入稿
つ、
ついに
今日
納品されましたーー
チラッとみてくれい!
表紙だけは
生徒のおばあさまの油絵と
お母さまのロゴデザインです
それ以外を私が担当しました
よーやった!!!
自分!!!
えらいぞ!!!
とてもイラレ初心者とは
思えないぞ!!!
まだチケットの納品まで
落ち着かないけど
ようやくちょっと
肩の荷がおりた
サンプルが届いた時に
先生がすぐに
電話をくれて
「すっごく素敵…
あぁ〜
藍ちゃんに頼んでよかったぁ」
って
心から
伝えてくれて
あぁ
私にしか出来ないことで
必要とされるのって
本当にしあわせだなって
胸がいっぱいになりました
私は一番好きなのは
踊ること
舞台に立つこと
身体で表現すること
だけど
デザインも
なぜか得意で
好きなんだよね
色彩とか美的感覚には
自信がある
だから舞台美術とか
演出とか
振り付けとかも
きっと好きで
楽しいんだろなー
こういう創作物って
時給とかじゃないのに
こだわればいくらでも
時間をかけられて
一般的な「仕事」っていう
感覚で取り組むと
エネルギーが出ていく一方な
感じに陥るんだけど
私の名前がついていて
半端なものが
この世に残るのは
絶対にイヤなので
そこは一時的に
体力キツくても
1ピクセル単位でこだわる
それは必ず
実を結ぶから
あんなに喜んでもらえるなら
こだわって
出し切って
良かったなって心底思います
それにいま
全然違うところから
豊かさが巡ってこようとしてる
出したものが
還ってくる
世界って
ほんとシンプル